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さいたま市南区のN様から賃貸に出している戸建て住宅物件の屋根塗装と外壁塗装、雨もり補修のご契約を頂きました。大変有難うございました。
N様は今年の3月にご自宅の外壁塗装や屋上とベランダのウレタン塗膜防水工事をお請けしたリピーターのお客様です。今回は所有している築27年の戸建賃貸物件の2回目のメンテナンスです。
見積説明が終わると即決でご発注下さりその場でご契約を頂きました。大変有難うございました。
屋根はスレート瓦で困った事にケラバ部分でスレート瓦が降り棟包みに包まれていませんでした。普通の雨なら問題無いかも知れませんが大雨の時には下の水切から溢れた雨水が内側のアスファルトルーフ(防水紙)に流れ出てしまいます。アスファルトルーフは防水紙とは言っていますが屋根の熱で徐々にアスファルトが蒸発し、7~8年も経てば殆ど撥水しなくなり、その下の野地板まで雨が染みて野地板が腐って来ます。
現時点で屋根の葺替や降り棟包みをやり直すのも大きな費用が掛かり現実的では有りません。そこで瓦とケラバの取合部分にシーリングで雨水の侵入を防ぐことにしました。
スレート瓦も表面の撥水膜は無くなって全体的に大分苔が見受けられました。また瓦と瓦の隙間から苔の出方を見ると、内部の野地板は既に腐り始めていると思いますが、今回きちんと施工する事で雨水の侵入を止め、今まで溜まった湿気も熱で蒸発して腐りの進行を止められます。
屋根板金は大分に錆が出ておりケレンすると穴が空く箇所が有りそうでした。棟板金もめくれており、このままですと強風で飛ばされてしまう危険が有ります。釘浮きも見られました。のひび割れも何か所か見られました。屋根板金の突き合わせ部分は穴が空き雨水が侵入していると思われます。
これ等の不良個所を全て補修してエスケー化研株式会社の溶剤系ヤネフレッシュシリコンで塗り替えます。
破風・鼻隠と軒天、外壁は一体型のモルタル製で様々な箇所にひび割れが見られ、撥水していませんでした。
前回のメンテナンスではただ塗装しただけで屋根板金の補修や窓周りのシーリング等はされていませんでした。きちんとやっておけば雨もりの心配はなかったと思います。
今回は外壁塗装前に窓周りや霧除上部等、全て必要箇所をシーリングします。使用するのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。
外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで行います。艶がきれいで丈夫で長持ちする塗料です。
借家人の方とも連絡を密に取りながら工事を進めて行きます。着工は8月下旬の予定です。どうぞ宜しくお願いします。