さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市南区のO様へ屋根の葺替と屋上防水、外壁塗装、タイル目地防水、シーリングの見積説明に伺いました。O様ご家族とご紹介下さった不動産会社社長K様がお揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
　O様邸は先日大規模修繕が完了したY病院の直ぐ近くで駅から近い好立地に建つ４階建ての店舗と住宅の兼用ビルです。
　塔屋の屋根は板金の折板屋根になっていますが驚いた事に重ねが逆になっており、これでは雨漏りして当然で、所々コーキングも傷んでおり、雨水が侵入しているためガルバリウム鋼板製の折板屋根をカバー工法で葺替する様にお勧めしました。
　屋上は現状がウレタン塗膜防水になっていましたが、あちこち弱っているため再度ウレタン塗膜防水をお勧めしました。材料はAGCポリマー建材株式会社のサラセーヌをお勧めしました。製品の性能が優れていて耐久性も申し分有りません。
　ウレタン塗膜防水は継ぎ目の無いシームレスな防水層を形成するので地震等で多少の歪みが起こっても割れたり剥がれたりする心配が有りません。トップコートは日本特殊塗料（株）　プルーフロンＧＲトップ遮熱での塗り替えをお勧めしました。これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため建物内部に熱さが溜まりにくい塗料です。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。またこの塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
　植物がお好きの様で屋上の半分位は花や植木のプランターで塞がれていました。工事を行う場合は移動して頂く様にお願いしました。
　外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)に３面は磁気タイル張りになっていました。
　タイル目地は防水がされておらず、欠けた箇所も多数見受けられ、シーリングは伸縮目地や窓周り、配管と外壁とのジョイント部分でかなり劣化が激しくこれ等からも容易に雨水が侵入してしまいます。
　タイル部分は打診検査を行い、浮きが見られるタイルは撤去してモルタルで下地を補強し、タイルの貼替を行います。タイル目地も補修し、外壁塗装はエスケー化研株式会社の目地浸透透明塗料タイルセラクリーンを使用してタイル目地からの雨水の侵入を防ぎます。
　シーリングは全て打ち直しを行います。剥がせる部分は打替、入隅部分は打増を行います。
　ALC部分は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでの塗り替えをお勧めしました。
　雨もりは本当に嫌な物です。雨水の侵入経路は無数に有るので、的外れな施工をしても直りません。幸いシーベースが過去２０年工事した物件で、どこの業者に頼んでも直らなかったと言われた案件でもパーフェクトに雨もりが止まっています。
　O様邸も色々な角度からチェックしているのできっと改善されると思います。