さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　梅雨の影響で大分工期が延びてしまいましたが、さいたま市見沼区、T様邸の屋根葺替と外壁塗装、ベランダ床FRP (繊維強化プラスチック)防水トップコートがようやく完工しました。
　１８日１９日で最終仕上げをして昨日２０日は足場の解体を、そして本日は最終点検を行いました。足場が無くなると生まれ変わったお住まいが姿を現しました。とても美しい仕上がりです。
　T様のお住まいは駅から程よい距離の環境の良い住宅地に建つ築１３年のお住まいで初めての塗装工事でした。
　屋根は施工前はスレート瓦で層間剥離(何重にも重なっている層が分離して膨らんでしまった状態の事)を起こしていたためカバー工法で葺替を行いました。これは既存の屋根の上にもう一つ屋根を重ね葺きする方法です。
　屋根勾配が2寸しかないため通常の葺き方では雨漏りを起こしますのでガルバリウム鋼板を使用した三晃式で行いました。
　三晃式というのは瓦棒葺きの立ち上がり部分に木材の心材を入れない葺き方の事で、取合部分の立ち上がりの屋根材に上からキャップを被せてジョイントを鉤のように巻き込んで納める方式の事です。色は日射反射率の高いシルバーをお選びになりました。これで今までより夏場は涼しくなると思います。
　破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り雨水が侵入していました。隙間をシーリングした後、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン　白に近いライトグレーで、軒天も隙間を補修して日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ　艶消し白色で塗り替えを行いました。
　外壁は2種類のALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)で出来ていました。
　外壁のひび割れを補修し、外壁のジョイントや窓周りのシーリングをして日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ　ND-370　白色とND-152　パステル調茶系ベージュでツートンカラーに塗り分けました。
　施工前よりお住まいの印象は上品でソフトな感じになりました。色彩のバランスやコントラストがとてもきれいです。
　ベランダ床はFRP (繊維強化プラスチック)防水で東日本塗料株式会社のAUコートのライトグレーで塗り替えました。ベランダ内も輝いて、大分明るくなりました。
　長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。
※ ７月１８日から本日２１日までの作業内容をまとめました。