さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市見沼区のS様邸で屋根塗装や外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートが完工しました。
　７月１７日からベランダ防水トップコートや残っていた外壁のコーキング打替、下屋根の上塗等を行い、２０日に足場を撤去し、その後補修をおこなって完工しました。
　静かな環境の良い新興住宅地に建つ築約10年のお住まいで、初めての塗装工事でした。足場が無くなると美しく生まれ変わったお住まいが姿を現しました。
　屋根はスレート瓦で屋根板金の釘浮補修と頭留を行い、板金の頂部の隙間のシーリングも補修をしました。ここは雨水の侵入しやすい板金の突き合わせになっている部分です。スレート瓦のひび割れもコーキング材で接着しました。
　屋根はエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン　CLR-110スレートブラックで塗り替えました。
　これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、脆くなりやすいスレート等、屋根材のダメージが軽減され建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。この塗料を使用するとさいたま市から補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。白茶けていた屋根が黒光りする重厚感の有る屋根に生まれ変わりました。
　破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り雨水が侵入していました。隙間をシーリングした後、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン　白に近いライトグレーで塗り替えました。輝きを取り戻してきれいになりました。
　軒天も隙間を補修して日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ　艶消し白色で塗り替えました。艶消しなので光が乱反射してお住まい全体が明るくなりました。
　外壁は2種類の窯業系サイディングボード(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で1種類は単色に見えますが微妙なグラデーションが有りました。もう1種類は意匠外壁です。
　S様のご希望は現在の雰囲気を大事にしたいとの事で外壁は同社のUVプロテクトクリア　透明塗料で塗り替えました。こうする事で微妙なグラデーションがきれいに再現されます。元の色彩が蘇りとても美しいコントラストです。
　コーキングは施工前はあちこちにひび割れが目立ち内部へ雨水が侵入しやすい状態でしたがオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで外壁塗装後に打替ました。それぞれの外壁の目地色に合わせて打替たのでとても自然な感じです。
　ベランダは２箇所ともFRP(繊維強化プラスチック)防水で基材は問題無いので、東日本塗料株式会社のAUコートで塗り替えました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
　全体的にとても良い仕上がりで、お客様にもお喜び頂け嬉しく思いました。長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。
※ ７月１７日から作日２３日までの作業内容をまとめました。