さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　上尾市のY様邸で大屋根は上塗が完了し、外壁塗装用の養生に着手しました。昨日は日曜日でしたが仕事が半端だったためお客様と相談の上出勤させて頂きました。
　大屋根(２階の屋根)と下屋根はシーラーで下塗や屋根鈑金の釘浮補修・頭留が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
　屋根瓦はスレート製なので、かなりのひび割れが有りました。放置するとどんどん割れて行き、やがて欠損してしまうためコーキングで接着しました。
　その後、エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン　CLR-110　黒色で中塗が完了し、大屋根は上塗まで進捗しました。
　これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。また熱による屋根材のダメージも軽減され、僅かですが室温も下がるので夏場には助かります。この塗料は自治体によっては補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。下屋根は未だ人が歩くため外壁塗装とコーキングが終わってから上塗を行います。
　下屋根の下の外壁の汚れが激しかったのですが、これは外壁と下屋根の取合に設置された雨押え板金が原因でした。雨水の流れる方向が外壁側になっていたためです。ペンチで曲げて角度調整を行い、雨水を樋側に流れる様にしました。
　外壁塗装用の養生は途中です。昨日も本日も天候が不安定でかなり雨雲が接近してきたため、早めに撤収しました。
※ ７月３１日から本日８月２日までの作業内容をまとめました。