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さいたま市中央区のN様から屋根塗装と外壁塗装のご契約を頂きました。大変有難うございました。
N様は今年5月に屋根塗装や外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水工事をさせて頂いたN様のご実家です。
屋根はスレート瓦で塗膜が殆ど無く撥水していませんでした。瓦の割れや釘浮も見られました。瓦の割れや釘浮を補修してエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンで塗り替えます。
この製品は遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、屋根材のダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温を下げてくれます。さいたま市では補助金を出してくれるので僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
破風・鼻隠はカラー鉄板製でした。塗膜はかなり痛みが見え、若干錆びている様です。ケレンして傷んだ塗膜や錆を落としてから同社のクリーンマイルドシリコンで塗り替えます。
軒天もカラー鉄板製でした。表面は荒れているものの錆等は殆ど無く良い状態でした。この部分はクリーンマイルドシリコンか日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗り替えをします。
外壁はモルタル製です。ひび割れも前回の塗装工事の際に補修されていて殆ど問題の無い状態でした。
外壁の塗装はチョーキングが進んでいました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。こうなるとモルタル自体も弱って来ます。
現状はツートンカラーに塗り分けされているのですが飾り板がアクセントになるので外壁塗装は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで単色に塗り替えます。
一部雨もり箇所が見つかりました。窓周りのシーリング切れからの様なのでこの部分はコーキングで塞ぎます。
外壁に付帯している飾り板は塩化ビニール被覆鋼板で、前回の塗装工事では何もしていませんでした。そのため木目調のプリントはすっかり変色していました。怖いのはこれが破れる事です。過去何件か同じハウスメーカーM社の塩化ビニール被覆鋼板のビニールが破けてしまい悲惨な状態になってしまった現場を見ました。
竣工当時は洒落た木目調でもプリントされたビニールですからどうしても劣化は進みます。ハウスメーカーも30年後の事を考えればこの様な物は使わない筈ですが今更言っても仕様が有りません。今回塗装しておかないと、そろそろ破けてしまうと思いますのでクリーンマイルドシリコンで塗り替えを行います。
玄関の屋根は板金防水になっていました。この部分はクールタイトシリコンかクリーンマイルドシリコンで塗り替えます。バルコニーはアルミ製の外付け式なので防水もトップコートもご不要です。
樋も塩化ビニールで変色して劣化が進んでいますのでやはり割れやすくなっているため塗装が必要でクリーンマイルドシリコンで塗り替えます。
玄関ドアは木製でした。こちらも変色が進んでいました。ケレンして不良部分を落としてからクリーンマイルドシリコンで塗り替えます。
着工は10月6日に決定しました。暫くご不便をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願いします。