さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市中央区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装が完工しました。N様は今年５月に屋根塗装や外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水工事をさせて頂いたN様のご実家です。引き続きご依頼を下さり大変有難うございました。
　屋根はスレート瓦で塗膜が殆ど無く撥水していませんでした。瓦の割れや釘浮も見られました。瓦の割れや釘浮を補修してエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン ／CLR-103　ココナツブラウンで塗り替えました。
　この製品は遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、屋根材のダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温が下がるので夏には多少楽になると思います。
　施工前はグリーンの屋根でしたが濃い茶色に塗り替えられて重厚感を感じます。
　破風・鼻隠はカラー鉄板製でした。塗膜はかなり痛みが見え、若干錆びている様です。ケレンして傷んだ塗膜や錆を落としてから同社のクリーンマイルドシリコンで濃い茶色に塗り替えました。
　軒天もカラー鉄板製でした。表面は荒れているものの錆等は殆ど無く良い状態でした。この部分は同塗料で塗り替えをしました。
　外壁はモルタル製で、チョーキングが進んでいました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク（白墨）の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。こうなるとモルタル自体も弱って来ます。
　ひび割れは何か所か見受けられました。シーリング材で補修してから日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ／ND-371　白に近い茶系ベージュで塗り替えました。
　施工前はツートンカラーに塗り分けされていましたが飾り板がアクセントになるので外壁は単色の方が落ち着いて美しく仕上がりました。
一部雨もり箇所が見つかりました。窓周りのシーリング切れからの様なのでこの部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替て塞ぎました。
　外壁に付帯している飾り板は塩化ビニール被覆鋼板で、前回の塗装工事では何もしていませんでした。そのため木目調のプリントはすっかり変色していました。怖いのはこれが破れる事です。過去何件か同じハウスメーカーM社の塩化ビニール被覆鋼板のビニールが破けてしまい悲惨な状態になってしまった現場を見ました。
　ここもクリーンマイルドシリコンで濃い茶色に塗り替えを行いました。玄関の庇屋根は板金防水になっていました。この部分もクリーンマイルドシリコンで塗り替えました。バルコニーはアルミ製の外付け式なので防水もトップコートもご不要です。
　樋も塩化ビニールで変色して劣化が進んでいますのでやはり割れやすくなっているため塗装が必要なのでクリーンマイルドシリコンの濃い茶色で塗り替えました。
　玄関ドアは木製でした。こちらも変色が進んでいました。ケレンして不良部分を落としてからクリーンマイルドシリコンで濃い茶色に塗り替えました。ドアも輝きを取り戻してとてもきれいです。
　シャッターBOXはクリーンマイルドシリコンをサッシ色に調色して塗り替えました。その他、スチールフードの塗装や割れているエアコンホースサドルの交換等を行いました。
　破風・鼻隠や樋も生きいきとした艶を取り戻しました。屋根や飾り板の濃い茶色が外壁の極薄い茶色と調和していてとても美しく、お住まい全体が新築の様な輝きを取り戻しました。
　N様にもお喜び頂けた事を何より嬉しく思いました。大変有難うございました。