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さいたま市南区のK様邸で外壁塗装とコーキング打替の下処理を行っています。6日に高圧洗浄が完了しました。
高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
屋根はガルバリウム鋼板で棟やケラバ部分板金で釘浮きの補修が完了しました。屋根板金や水切、シャッターボックス等は目荒らしをしてから錆止めを行いました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付けたり古い塗装面の劣化塗膜を除去する作業の事です。ケレンと言うのも同様の意味で錆落とし等はこう言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆に目荒らしやケレンが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
配管の受金物はかなりの錆が出ていました。この部分はサンドペーパーや金ブラシで錆を落としてから錆止めを行いました。
前日の雨の影響で湿気が残っていたため塗装作業は出来ませんでした。明日からは暫く天気が良さそうです。
※ 11月6日から8日までの作業内容をまとめました。