さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市大宮区のHアパートで屋根塗装と外壁塗装が着工しました。例によって本日初日は足場の設置です。約８時間掛かりました。水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら組んで行くので真っ直ぐに、とてもきれいに組み上がりました。
　資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ました。居住者の皆様やご近所の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。
　来週月曜日も高圧洗浄でコンプレッサーの音がまた響きます。うるさい日が続きますがどうぞご勘弁下さい。宜しくお願いします。
主な工事は以下の通りです。
　屋根は鋼板の折板で塗装はかなり痛み錆も見受けられました。折半屋根というのは金属板を角ばった波型に折った形状の屋根です。アパートや倉庫、工場、店舗、体育館、カーポート等、様々な所で使用されています。タイトフレームにビス留めされていますがビスの錆もそろそろまずい状態になっていました。ケレンして錆を落とし、錆止塗装後にエスケー化研株式会社のヤネフレッシュシリコン　RC-106　グレーで塗り替えます。
　屋根の周囲の幕板は塗膜が剥離して散々な状態になっていました。前回の塗装工事の際には目荒らしも下塗もせず、ただ塗料を塗っただけでした。これでは長持ちしませんし、次の工事の際にケレンして不良塗膜を落とす作業に余分な費用が掛かってしまいます。一度いい加減な工事をしてしまうと後々とんでもない出費がかさむので安いという事に惑わされてはいけません。
　この部分はケレンして不良塗膜を落としてから錆止塗装後に同社のクリーンマイルドシリコンSR-426　くすんだ青緑で塗り替えます。
　破風・鼻隠も同様に前回の塗装が接着しておらず殆ど剥離状態でした。この部分も同様の工程で同じ塗料のSR-419　白に近い青緑で塗り替えます。
　軒天と外壁には吹付塗装がされておりチョーキングが発生していました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク（白墨）の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。こうなると外壁パネルが雨水を吸って変形したり脆くなったりしてしまいます。ここは日本ペイント株式会社のパーフェクトトップND-400　ライトグレーで塗り替えます。
　鉄骨階段や通路はスチールとアルミが組み合わされていました。支柱や梁、ささら(階段の両側に走る斜めの板材) 等の鉄部には錆が酷く出ていました。鉄部は幕板と同工程、同塗料のSR-426　くすんだ青緑で塗り替えます。錆が酷く穴の空いている箇所は金属テープで補修します。
　床面のジョイントシーリングが劣化して雨水が染み込んでおり錆の発生の原因になっていました。ここはコーキングの打替を行います。
　消火器ボックスは赤色で、メーターボックスはSR-419　白に近い青緑で、基礎の格子はSR-426　くすんだ青緑で錆を落とし錆止め塗装後に塗り替えます。雨戸の波板は現状と同じ白に近いライトグレーで、霧除はSR-426　くすんだ青緑の同塗料で塗り替えます。
　居住者の皆様には暫くご不便をお掛けします。どうぞ宜しくお願いします。