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さいたま市北区のT様邸では、予報が変わり本日も雨のため作業は中止になってしまいましたがその前の2日間は天候に恵まれたため人数を増やして屋根塗装と外壁塗装は順調に進捗中です。
屋根は板金の釘浮補修や頭留、瓦のひび割れ補修後にエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン 黒色で大屋根(2階の屋根)の上塗が完了しました。施工前は殆ど塗膜が無くなって変色していましたが黒光りする重厚感の有る屋根へと生まれ変わりました。
外壁塗装用の養生が完了しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事を丁寧に行っているからです。
窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。暫くの間ご辛抱をお願いします。
意匠部分(模様のきれいな箇所)は、外壁塗装の前に変色してしまった釘頭部分をタッチアップしました。この部分は竣工時に釘頭が目立ったため何かを塗った様ですが経年劣化により、色彩が抜けていました。そのままクリア塗装しただけではこの部分が目立ってしまいます。そこでエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで色を何種類か混ぜてこの周りの近似色を作り変色部分を1つずつ塗りました。隙間の空いてしまったコーナーもコーキングで埋めてからタッチアップしたので目立たなくなりました。亡きご主人様が選ばれた外壁で思い出深いお住まいだと伺いましたので何とか元の雰囲気に戻したいと思います。
その後、日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリヤーで中塗と上塗が完了しました。傷んで色褪せていた外壁に染み込んで艶やかに元の色彩が蘇って来ました。
この塗料は耐候性に優れ、紫外線吸収剤の働きで色あせも軽減します。また汚れに強く防藻・防かび性も備えた透湿性の塗料です。
軒天は同社のケンエースGⅡ 艶消し白色で塗装が途中まで進捗しました。日々少しずつきれいになって行くので仕上がりが楽しみです。
※ 5月19日と20日の作業内容をまとめました。