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さいたま市中央区、N様邸の外壁塗装やコーキングの打替、バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床のトップコートは19日に足場の解体後に補修を行い、ようやく完工しました。
N様はハウスメーカーP社の社長I様からのご紹介でした。I様からのご紹介はこれで8件目になります。I様大変有難うございました。ハウスメーカーP社らしい洒落たデザインの2階建てで築11年のお住まいです。
屋根はガルバリウム鋼板製で強度的には殆ど問題は無く、塗装の必要は有りません。屋根板金には釘浮きが見られました。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って野地板(スレート瓦が乗っているベニヤ板) に染み込み木を腐らせてしまいます。ハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留め、板金のジョイントシーリングを行い、目立たぬ様に屋根の近似色でタッチアップを行いました。
屋根の上裏(野地板の下側)は劣化して雨水を含んだらしく、若干荒れが見られました。ケレンして傷んだ部分を落とし、木部用シーラーを塗ってから仕上げ塗装を行いました。
軒天は僅かに黒ずみが見られました。外側からの汚れではなく内部から湿気が放出される際に出来た黒ずみです。この部分は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ 艶消し白色で塗り替えました。真っ白に塗り替えられてお住まい全体が明るくなりました。
外壁は元々コントラストの強い2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)でした。北側は苔で緑色に変色していましたが、その他は特に問題有りませんでした。
外壁は同社のパーフェクトトップで既存の暗い方はND-013 ダークグレー、明るい方はND-370 白色ツートンカラーに塗り分けました。艶やかに輝きを取り戻しシックな感じに仕上がりました。
コーキングは固く痩せており、僅かにひび割れが見られましたが築年数にしては良好でした。これはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで外壁の色に合わせて打替ましたのでまったく違和感無く仕上がりました。
バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は、隅々まで踏んでみましたが異常は有りませんでした。トップコートは流石に劣化が見られました。FRP自体は水や光に弱いためそれを保護するのがトップコートです。この部分は東日本塗料株式会社のAUコート フォックスグレーで塗り替えました。バルコニーの中もトップコートが輝いて明るくなりました。
霧除やシャッターボックス、水切には錆も無く比較的良好でしたが塗装膜はやや傷んでいるのでエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗り替えました。
樋はジョイント部分から雨漏りが見られましたのでシーリング(コーキング等で隙間を塞ぐ事)をしてからクリーンマイルドシリコン 現状色(白に近いライトグレー)で塗り替えました。
すっかりきれいになってまるで新築の様です。長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。