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2022/8/23 (火)
さいたま市北区のA様より屋根の雨もり補修と外壁塗装

さいたま市北区のA様より屋根の雨もり補修と外壁塗装の見積依頼    さいたま市北区のA様より屋根の雨もり補修と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市北区のA様より屋根の雨もり補修と外壁塗装の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。早速現状調査に伺いました。静かな環境の良い住宅地に建つ、延べ床面積が220㎡もある大きなお住まいです。築33年の2階建てで、雨もりが有るとのご依頼でした。過去2回の塗装工事をしています。
 屋根が焼き瓦なので塗装の必要は有りませんが若干瓦のズレや面土と漆喰の落ちが見られました。
 玄関の軒天は木製でかなり変色が見られるものの問題の有る様な所は見受けられませんでした。
 破風・鼻隠と軒天、外壁は一体型でモルタルに吹付塗装がされていました。ややチョーキングが有りました。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいますので早めの補修が必要だと感じました。
 モルタルに有りがちなひび割れも、あちこちに見られ部分的に膨れが発生していました。おそらく雨水が侵入して内部のラス網が膨張しているのではないかと思われます。
 モルタルは中のラス網に引っ掛けて塗られています。ラス網が錆びると膨張して外壁を砕いてしまったり、網が切れる事で外壁の重みに耐えられずに剥落する等大きなダメージを受ける事になりますから決して侮ってはいけません。
 樋も激しく変色していました。これは紫外線や雨によって素材の塩化ビニールが変質して起こります。10年間隔位で塗装を繰り返せば40年前後は使用可能なのですがそれを怠ると劣化が進み、割れや変形で交換が必要になってしまいます。こうなると延床面積が220㎡程度のお住まいで80万円前後掛かってしまいますので要注意です。
 雨戸やフード等の鉄部も艶を失っていました。鉄部も定期的な塗り替えをした方が長持ちします。
 見積作成に10日前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。