さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市大宮区のK様より屋根塗装、外壁塗装、バルコニー防水の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。早速現状調査に伺いました。
　K様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。最近インターネットからの見積ご依頼が増えています。有難い事です。
　シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約6年間位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市　塗装」や「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。検索順位を上げるのは大変な苦労が要る様ですが真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
　うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
　住宅地に立つ築１３年で３階建てのお住まいで初めての塗装工事です。
　屋根はスレート瓦で塗装膜は劣化が進んでいました。棟板金には釘浮きや釘抜けが多数見られました。
　破風・鼻隠はセメント板で僅かに隙間の発生が見られ、軒天はケイ酸カルシウム板製でした。
　外壁の南側は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で縦横張兼用のものが縦張りされていました。かなり激しく色褪せが見られました。
　困った事に本来入れるべき上下のジョイントに必要な水切が入っておらずコーキングで塞いでいましたが、コーキングの劣化は激しく、ほぼ全滅状態で雨水が侵入していると思われます。
　それ以外の箇所は大壁工法(窯業系のボードを下地として塗装でパターンをつける工法)にジョリパットが塗られていました。こちらもひび割れやチョーキングが見られました。
　チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク（白墨）の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。
　バルコニーは２階と３階の２箇所有りました。防水床は表面のトップコートが剥離してFRP(繊維強化プラスチック) が露出していました。幸いFRP自体は問題無さそうです。
　樋はジョイントに隙間が見られ、配管の受金物は錆が発生していました。シャッターボックスも錆びていましたが、これは恐らく鳥の糞害だと思います。鳥の糞は強い酸性なので放置すると穴が空いてしまう程です。水切も塗装膜に劣化が見られました。全体的に早めの補修が必要だと感じました。
　見積書の作成に１０日間前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。