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F様邸の屋根塗装と外壁塗装は共に上塗が完了し、外壁の縦目地コーキングの打替も終了しました。
屋根はエスケー化研株式会社の遮熱塗料クールタイトシリコン/CLR-103 ココナッツブラウンを使用しました。施工前は白茶けていましたが見えないのが残念なくらいきれいに仕上がりました。
外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ/ND-108ベージュで中塗と上塗が完了しました。こちらもとてもきれいな色彩です。
その他塗装はクリーンマイルドシリコンで軒天の枠、竪樋、シャターボックス、水切、フード、霧除等、仕上げ塗装が完了です。
コーキングの打替は以下の様に行いました。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
4.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープでコーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合はボンドブレーカーを入れません。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がして完了です。
使用したのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。外壁の色に合わせたので自然な仕上がりになりました。
※ 11月17日から22日までの作業内容をまとめました。