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2022/12/10 (土)
さいたま市北区のY様より外壁塗装の見積依頼

さいたま市北区のY様へ外壁塗装の見積説明    さいたま市北区のY様へ外壁塗装の見積説明

 

 5年半前に一度見積のご依頼を頂いた、さいたま市北区のY様から再度、外壁塗装とベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水トップコートの見積ご依頼を頂きました。覚えていて下さり大変有難うございました。早速現状調査に伺いました。築15年で初めての塗装工事です。
 屋根は陶器瓦なので塗装の必要は有りませんが、瓦を留めているビスがあちこち浮いていました。
 破風・鼻隠は板金巻きのため、ジョイントの隙間も無い状態でした。塗装膜は劣化していました。軒天もやや変色して劣化が見られました。
 外壁はALCで5年前の状態から塗装膜が殆ど無くなっており大きく劣化が見られました。
 ALC は、セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートの事です。軽くて成形や施工が楽なのですが塗装膜が劣化すると雨水が染み込んでしまい補強のための内部のラス網が錆びて切れてしまい強度が落ちたり崩れたりしまいます。つまりALCにとって表面の塗装膜は非常に重要な働きをします。
 また驚いたことにALC板のジョイント部分は全てシリコンコーキングが打たれていました。施工業者のミスだと思います。そのため、塗膜が接着しておらず、内部のシリコンが丸見えになっていました。これは大問題で、5年前よりもシリコンが露出していました。
 ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水で、前回拝見した時には既に表面のトップコートが荒れていましたので今回は更に劣化が進んでいると思います。霧除やシャッターボックス、水切も艶が無くなり劣化が進んでいました。
 年末という事もあり、年明けから様々な資材や材料が値上がりしますので急いで見積書を作成します。宜しくお願いします。