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さいたま市大宮区、S様邸で下端定規やラス網の取付が完了したので、外壁のモルタル塗り作業が始まりました。18日に材料や資材を現場に搬入し、20日は養生とモルタルの塗りパターンの確認を行い、本日からはモルタルの塗り作業が始まりました。
養生というのは、塗り作業により周囲を汚さぬ様にするためビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗り材料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの工事が美しく仕上がるのもこの様な事を丁寧に行っているからです。
モルタルの塗りパターンの確認というのは最終仕上げをどの様な質感にするかという事です。通常のモルタル塗り作業は下塗をして上塗をする際に補強用のメッシュシートを入れて平らに仕上げるのですが、今回は仕上げを凹凸のある特殊な仕上げにするため、もう1層余分に塗ります。
平らに仕上げるのはどの左官職人でも出来るのですが、凹凸の質感を施主の希望通りに仕上げるには熟練した技術と感性が必要になります。かなり難しく失敗は許されないので、ベニヤ板上でテスト塗りをして見本を作成しました。幸い一発でテクスチャーの作成が成功し、 順調なスタートが切れました。
※ 2月18日から本日21日までの作業内容をまとめました。