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2023/4/25 (火)
さいたま市桜区のI様へ屋根補修や外壁塗装の見積説明

さいたま市桜区のI様より屋根補修や外壁塗装の見積依頼    さいたま市桜区のI様より屋根補修や外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市桜区のI様へ屋根補修と外壁塗装、付帯部分の塗装の見積説明に伺いました。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
 静かな住宅地に立つ築45年で2階建てのお住まいでした。I様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。ここ数年ネットからの見積ご依頼がとても増えています。有難い事です。
 シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約7年間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。検索順位を上げるのは大変な苦労が要ります。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な答え」だとグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されます。
 今まで真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているものだと考えます。とても有難い事です。
 うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
 屋根はセメント瓦で経年劣化によりスカスカの状態になっており僅かな荷重で崩れてしまいます。セメント瓦の寿命は約30年と言われています。30年程度で葺替が必要になりますが、15年も寿命を超えているため脆くなっているのです。 2枚は完全に割れていました。同じ瓦は製造していないため割れている瓦を接着して補修する事をお勧めしました。
 屋根の葺替も初めは考えたのですが瓦を空けてみると防水はビニールを使っており、これが熱でボロボロになっていました。また雨水の染み込みにより下地の野地板や垂木まで傷んでいる可能性が高いため葺替したとしても長くはもたないと判断し、その旨事情を説明しました。
 下屋根はトタンの瓦棒になっていました。こちらも錆びや塗装膜の剥離が見られました。ケレンして不良塗装膜を落とし錆止め塗装の後エスケー化研株式会社のヤネフレッシュシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
 破風・鼻隠は木製で劣化が進み表面が荒れて塗装膜も剥がれていました。ここはケレンして同社のクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
 軒天と外壁はモルタルの一体型でした。あちこちにひび割れが見られ、一部外壁が割れて前後にずれてしまっている所も有りました。
 モルタル外壁に出来たひび割れは注意が必要です。ひび割れから雨水が侵入すると内部のラス網が錆て膨張したり切れたりして強度が落ちてしまい、最悪外壁が崩れたり落ちたりしてしまうからです。
ひび割れを補修して日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでの塗りかえをお勧めしました。
 霧除はトタンに亜鉛メッキがされているため、塗装膜が剥がれていました。亜鉛は塗料を弾いてしまうからです。この部分は特殊なプライマーを塗ってからクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
 樋も紫外線や雨水の影響で劣化し、一部欠けている箇所が有りました。欠けはテープで補修してからクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
 ベランダは鉄製で、錆を落とし、金属テープで補修してからクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
 よくお考え頂き結論をお出し頂きたいと思います。