さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市大宮区、G様の賃貸マンションの外壁塗装等大規模修繕が着工しました。
　G様は昨年賃貸マンションの屋上防水とタイル目地防水、伸縮目地防水の工事をさせて頂いた建設会社A社様のご紹介で今年６月にKマンションの外壁塗装や屋上防水、タイル目地防水、伸縮目地防水、シーリング等、大規模修繕工事をさせて頂いたリピーターのお客様です。今回もご依頼頂き大変有難うございます。
　今回の賃貸マンションJOは駅から徒歩１０分の好立地でテナントと賃貸マンションの３階建て複合物件です。
　初日はいつもの様に足場の設置です。約8時間掛かりました。水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら慎重に作業を行いました。資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ました。ご近所の皆様、煩くなりまして大変ご迷惑をお掛けしました。
主な工事内容は以下の様になります。
屋根本体
　屋根本体は折板屋根です。折板屋根と言うのはトタンやガルバリウム鋼板、亜鉛メッキ鋼板等の金属の板を山と谷に折り曲げた屋根の事です。
　山の上の部分にはボルトが出ていてナットで留めています。ナット部分の錆はケレンして落し錆止め塗装後にエスケー化研株式会社のヤネフレッシュシリコンでビスとともに塗りかえます。
　軒天はケイ酸カルシウム板製で染みの状態から見るとあちこち雨水が回ってしまっている様です。雨水の侵入経路を遮断して軒天塗装は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗りかえます。
　外壁はALCです。ALCというのはセメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートの事です。
軽石に似た形状をしているため塗装がしっかりしている時は問題無いのですが、塗装膜が弱ってしまうと雨水が侵入してしまいます。またラス網という内部の金属網も錆びて強度を保てなくなるので定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
　現状では塗装膜が劣化してしまい雨水が染み込んでいる事がよく分かりました。またひび割れや一部崩れも見られました。
　不良個所を補修して外壁塗装は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで塗りかえます。
　ALC板のジョイントや窓周りのコーキングもかなり傷んでおり、此処からも雨水が侵入していました。この部分は雨水が入り易い箇所です。
　ここはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで入隅やALC板のジョイントは打増を、サッシ目皿部分は打替を行います。
　外部の鉄骨階段もかなり劣化が進み、塗装膜の剥がれやフレームの断裂が見られました。またフードや樋受け金物、看板用の支柱もかなりの錆で、おそらくケレンすると穴が空くと思います。
　これ等鉄部は徹底的にケレンしてから錆止め塗装を行いエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗りかえます。
　貯水槽や外部のメーターボックスも錆や劣化が進んでいました。シャッターにも錆の発生が見られました。内部の階段室は玄関ドアやドア枠、メーターボックスの劣化は然程ではありませんでした。これ等の箇所も同様の手順、同塗料で塗りかえを行います。床面のシーリングも駄目になっていました。ここはシーリング材を打替ます。
　テナント様、入居者の皆様には大変ご不便、ご迷惑をお掛けしますがどうぞ宜しくお願いします。