さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市桜区のT様から外壁塗装と付帯部の塗装の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
　T様は2018年の春に屋根塗装や外壁塗装を施工させて頂いたY様からのご紹介です。Y様、大変有難うございました。このところご紹介の案件がとても増えています。とても有難い事です。
　早速現状調査に伺いました。静かで環境の良い地域に建つ築約２５年のお住まいで、２回目の塗装工事になります。
　屋根は焼き瓦で瓦のズレや浮き、面土や漆喰も異常が無いため、今回は何もする必要が有りません。
　破風・鼻隠や軒天と外壁はモルタル製で一体型です。かなりチョーキングが進んでいました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク（白墨）の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。こうなるとモルタル自体も弱って来ます。
　ひび割れはあちこちに見受けられました。ひび割れの入り方もまずく、亀の甲の様な形状の物が多数見られました。
　モルタル外壁に出来たひび割れは注意が必要です。モルタルは下地の金属の網、ラス網に引っ掛ける様に塗られています。ひび割れから雨水が侵入すると内部のラス網が錆びて膨張したり切れたりして強度が落ちてしまい、最悪外壁が崩れたり落ちたりしてしまいます。特に亀の甲の様な形状のひび割れは過去に何度も崩れたり落ちた建物を見ています。
　ひび割れの補修もかなりいい加減な物でした。テープを貼っただけの箇所やシリコンコーキングを上っ面だけ塗った物が殆どでプロの仕事では有りませんでした。ほとんどの箇所はひび割れ補修になっておらず雨水が侵入していたためこの様な状況になってしまったのです。
　ひび割れ補修はかなり手間が掛かりますしシリコンは塗料を弾くため作業はとてもしずらくなります。
　また、前回の塗装業者は外構のレンガにまで塗装していますがボロボロに剥がれていました。この様な物に塗装しても接着はしないので殆ど知識のない業者が施工したという事が分かります。
　雨戸は２種類のスチール製でした。霧除も同様でかなり変色が見られました。樋の塗装も劣化が見られます。
　ベランダの床はスチールにコーティングがされていました。こちらは痛みは少ないので今回は塗装してもしなくても良いと思います。
　見積の作成に１週間前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。