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2024/4/14 (日)
さいたま市見沼区のS様より屋根塗装や外壁塗装の見積

さいたま市見沼区のS様より屋根塗装や外壁塗装の見積依頼    さいたま市見沼区のS様より屋根塗装や外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市見沼区のS様より屋根塗装や外壁塗装、コーキングの打替、バルコニーの防水トップコートの見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。早速現状調査に伺いました。
 S様のお住まいは現在塗装工事中のK様邸のお隣でした。環境の良い住宅地に立つ築28年の2階建てのお住まいで初めての塗装工事でした。
 屋根はセメント瓦で苔が生え、角の部分は塗装膜が無くなっていました。瓦は釘止めされているのですが何本か抜け落ちており、浮いている釘も見られました。棟と降り棟のジョイントのシーリングも劣化しており雨水の侵入が懸念されます。
 シーリングというのは竣工時はもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 破風・鼻隠も塗装膜が弱り一部溶解が見られましたが、ジョイントによく有りがちな隙間は有りませんでした。
 軒天は外壁との取合部分やジョイント部分に隙間が発生しており、ここから雨水や虫等の侵入が懸念されます。
 外壁は2種類の窯業系サイディングで、単色部分はチョーキングを起こしていました。
 窯業系サイディングと言うのはセメントと繊維質を混ぜた原料を板状の型でパターンの凹凸を付けて圧縮し、高温・高圧の中で固めた物です。焼いて作るものではないため湿気で変形したり吸水で脆くなったりします。
 無塗装の物、着色した物、インクジェットで様々な色や模様を付けたデザインの美しい物(意匠サイディング)等が有ります。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。反りや割れも見られました。また雨水の侵入と乾燥を繰り返していると元の粉に戻ってしまいやがてボロボロになってしまうので定期的な塗装は欠かせません。
 S様のお住まいは単色部分と意匠サイディングが組み合わされていました。どちらも湿気を吸って変形やひび割れが見られました。
 外壁のジョイント部分のコーキングは全滅状態で内部のアルミジョイントハットが露出していました。
 虫歯に例えると表面のエナメル質が傷んで、象牙質も浸食され神経まで侵されている状態でした。大分雨水が侵入している様です。また雨水を吸ったり乾いたりを繰り返しているため端の部分はかなり脆くなっていました。
 2階と1階の間にはモールが有りました。こちらも劣化が進んでおり一部外壁との取合に隙間が見られました。
 雨戸は波型で、霧除や水切も塗装の劣化が進んでいました。樋も変色やジョイント部分に隙間が有り雨水が流れ出た痕が見られました。材質そのものも脆くなって来ていました。これは加水分解によるものです。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまいます。
 出来れば10年程度の間隔できちんと定期的に塗装を行えば家と同じ位の期間使用できるのですが脆くなってしまうと強風に煽られたり雪の重みで割れてしまう事が有ります。樋の交換費用は足場代も含めると50~60万円程度掛かります。
 バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は隅々までチェックしましたが基材に問題は無かったものの表面のトップコートは擦り切れて内部のガラス繊維が露出していいました。
 見積作成に1週間前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。