お問い合わせ
良い業者の見分け方 お問い合わせから完工まで 成功する外壁塗装 会社案内 お客様の声 よくわかる用語集 建築に役立つ建物名称 火災保険適用 助成金について あんしん保証 シーベースブログ 協力業者募集
2024/4/25 (木)
さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装が完工

さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装が完工     さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装が完工

 

 さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装、バルコニー防水トップコート、シーリングがついに完工しました。
N様はシーベース エンタープライズをインターネットで見つけられたとの事です。ここ数年ネットからの見積ご依頼がとても増えています。有難い事です。
 シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約8年間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。
 検索順位を上げるのは大変な苦労が要ります。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な答え」だとグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されます。
 昨年の秋からはインスタグラムやグーグルのビジネスプロフィールも始めました。高評価になるのは今まで真面目に地道に堅実に仕事をして来ている事を判断してくれているものだと考えます。とても有難い事です。
 うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
 N様のお住まいは、これからますます発展して便利になって行く好環境、好立地に立っています。静かな新興住宅地、築9年のお住まいで初めての塗装工事でした。
 屋根はスレート瓦で太陽光パネルが設置されています。屋根板金の釘浮が有り、板金のジョイント部分には僅かですが隙間が確認出来ました。スレート瓦も、ひび割れが有りました。北側の屋根にはやや苔が生えて枯れた痕が見られました。
 釘浮きは何もしない塗装業者が7割ですが放置すると台風の時等に強風に煽られている内に飛ばされてしまう等の問題が起こるのでシーベースではハンマーで打ち込んで釘頭をコーキングで留めます。こうしておけば2度と釘が浮いて来ることは有りません。
 棟板金のジョイント部分には隙間がありましたので、この部分はシーリングを行いました。シーリングというのは経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 スレート瓦のひび割れはコーキングで接着して補修しました。板金はケレンして錆を落とし錆止め塗装をしてからエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン/CLR-102チェスナットブラウンで塗りかえました。太陽光パネルの下は柄の長いローラーで届く限り奥の方まで塗りました。
 これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。またこの塗料はさいたま市より補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。手続きが面倒な割には支給金額が然程でもないのがどうかと思いますが頂けるものは頂いた方が良いと思います。個人で役所から取り寄せる書類(納税証明や家屋の評価証明等)の他、工事に関する書類はシーベースで作成します。
 経年劣化や枯れた苔で変色していた屋根は深い茶色が落ち着いた輝きを見せる屋根へと生まれ変わりました。
 屋根の上裏もやや劣化が進んでいました。上裏と言うのは屋根を載せるための野地板の裏側の事です。やや劣化が進んでおり塗装の剥離や木部の劣化が見られました。
 この部分はケレンして劣化部分を除去してからエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗りかえました。
 ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで傷んだ素材や塗装膜、錆びや汚れ等落としたり微細な傷を付ける事です。表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
 逆にケレンが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
 セメント板の破風・鼻隠はジョイント部分に隙間が有り僅かにひび割れも見られました。隙間やひび割れはコーキングやシーリング材で塞いだ後クリーンマイルドシリコン/15-20B濃い茶色で塗りかえました。こちらも輝きを取り戻し屋根の色彩ともバランスがとれてとてもきれいです。
 軒天はケイ酸カルシウム板製で外壁や破風・鼻隠との取合に隙間が発生し大分黒ずみや汚れが目立ちました。この部分も隙間は全てシーリングしました。そして日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ/艶消し白色で塗りかえました。艶消し白色は光を乱反射するので、より白くなり、お住まい全体がとても明るくなりました。
 外壁はやや凹凸が有り素敵な洒落た風合いです。モルタルに軽量モルタル(ゲーテハウス株式会社のユニプラル)が重ね塗りされていました。通常モルタルの上に軽量モルタルを重ねる事は弊社では行いません。何故ならば軽量モルタルは密度が低いため雨水による浸食に弱いからです。それを防ぐためにしっかりとした防水塗装膜が有るならまだ良いのですがN様邸はその様にはなっていませんでした。
そのため厄介な事に軽量モルタルは部分的に溶解しており、触れるとボロボロと崩れて来るのでとても心配でした。土台水切の上にはこの溶解した砂がだいぶ乗っていました。
 外壁は丁寧に高圧洗浄で硬化不良部分を落としました。また格子の差し込み部分等はブラッシングして硬化不良部分を落としました。
 窓周りや飾りモールの入隅部分には元々はシーリングがされていませんでした。入隅というのは外壁やサッシ等の取合が凹んでいる角の部分の事です。シーリングが不十分ですと雨水が長時間滞留してしまい苔が随所に発生し汚れた雨だれ痕が出来てしまいます。
 これ等の箇所は十分に乾燥させてからをオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでシーリングを行って雨水が入り込まぬ様に施工しました。オートンサイディングシーラントは非常に柔らかいので入隅にしっかりと接着します。
 続けて日本ペイント株式会社のパーフェクトシーラーを2層染み込ませて硬化が十分だったユニプラル(軽量モルタル)をしっかりと固めました。そして同社のパーフェクトトップ/ND-370白色で中塗と上塗を行いました。
施工前はかなり変色や汚れが目立ちましたが真っ白な外壁に生まれ変わりました。塗料を艶有にした事で外壁の凹凸の陰影がはっきりと出て、南ヨーロッパの住宅を思わせる様なとても素敵な風合いになりました。
 窓の周りの飾りモールはパーフェクトトップ/ND-342ややソフトな茶色で塗りかえました。これがアクセントになり外壁とのコントラストを抑えたために上品に仕上がりました。
 シャッターボックスや水切は塗装膜がやや弱っていました。シャッターボックスは調色してクリーンマイルドシリコンでサッシの近似色で塗りかえました。
 調色と言うのは何色かの塗料を混ぜて色を作ります。ぴったり同じ色にはなりませんが、かなり近い色に出来るので自然な仕上がりになります。水切はクリーンマイルドシリコン/白色で塗りかえました。
 樋はジョイントにやや隙間が発生して雨もりが見られました。これらも隙間を補修しました。横樋はクリーンマイルドシリコン/15-20B濃い茶色で、縦樋は白色で塗りかえました。
 バルコニー床防水の基材はFRP(繊維強化プラスチック)で、基材には問題は有りませんでしたが表面のトップコートは傷んでいました。防水部分にプラスチックタイルを敷いているためFRPを痛めやすいので勿体ないのですが撤去して頂きました。
 バルコニー床FRP防水部分は東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで塗りかえました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。バルコニー床も落ち着いたグレーで輝きを取り戻し、とても明るくなりました。
 バルコニーの目隠しは木製で日焼けや苔等の影響で大分斑になっていました。この部分は大阪ガスケミカル株式会社のキシラデコールで塗りかえました。
 キシラデコールは浸透性の防腐塗料なので木が腐りにくくなります。塗り潰しと異なり木目の雰囲気もそのまま生かされるので、とてもきれいです。明るい色彩ですと施工前の斑が目立ってしまうため、やや暗い茶色で塗りかえました。外壁との色彩バランスもバッチリです。
 外構も外壁と同じ塗料で塗りかえました。アクセントとして色を変える場合も有りますが同色にして正解です。この方がお住まい全体が大きく感じます。
 全体的にとても美しく素敵な仕上がりで、まるで新築の様に生まれ変わりました。お客様にもお喜び頂けた事をとても嬉しく思いました。
 長い間、ご不便をお掛けしました。これからもN様ご家族のご多幸を心よりお祈りしています。大変有難うございました。