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2024/10/9 (水)
さいたま市北区のM様より屋根塗装や外壁塗装の見積依

さいたま市北区のM様より屋根塗装や外壁塗装の見積依頼     さいたま市北区のM様より屋根塗装や外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市北区のM様より屋根塗装や外壁塗装、コーキングの打替、バルコニーの防水トップコート、他付帯部分の塗装の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
 M様はリピーターのお客様で初回は2002年、2回目は2014年に行い、今回は3回目になります。覚えていて下さり大変有難うございました。
 屋根は厚型スレート瓦で、初回の塗装の際に溶剤系塗料を使用したところ溶解現象(下地の塗料と化学反応を起こして基材から溶けて浮き上がる現象)が発生してしまったため已む無く水性塗料を使用しました。水性の屋根塗料は溶剤系に比べ強度が3~4割落ちてしまうのですが仕方が有りません。2度目も同様に溶剤系塗料は使用できませんでした。そのため今回も屋根の塗装膜は劣化が見られました。
 屋根の上裏(野地板の裏側)部分は然程の劣化は見られませんでしたが、破風・鼻隠は僅かですが部分的に剥離が見られました。
 軒天はケイ酸カルシウム板製で良好な状態でした。外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、ひび割れやチョーキング等殆ど傷みは見られませんでした。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいますので注意が必要です。
 M様邸は定期的に適正な時期に塗りかえを繰り返しているため非常に良好な状態が保たれていました。
 外壁の縦目地コーキングも良好でしっかりとした状態が保たれていました。その他、霧除や雨戸、水切、樋等もとても良好な状態でした。
 前回の施工記録や見積書も有りますので今回の見積作成は簡単です。出来次第ご連絡します。宜しくお願いします。