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さいたま大宮区のK様邸で屋根のカバー工法に着手しました。現状の屋根はレンガ色のアスファルトシングルでシングルの欠損や板金の釘浮き、ジョイントの隙間が有るためアイジー工業株式会社のスーパーガルテクト/GT3-711 Sジェイドチャコールでカバー工法による改修を行います。
カバー工法というのは既存の屋根はそのまま残し、その上に新しい屋根を取り付ける方法の事です。工期が短縮出来、既存の大部分も撤去処分しないため費用を大幅に抑えることが出来ます。
スーパーガルテクトはガルバリウム鋼板に遮熱性ポリエステル樹脂塗装がされ、断熱材としてポリイソシアヌレートが使用されているので軽量で優れた遮熱性と断熱性、耐久性の有る金属屋根材です。
ガルバリウム鋼板というのは、鉄の鋼板にアルミニウムと亜鉛の合金をメッキで蒸着させたものです。アルミニウムの耐食性と亜鉛の犠牲防食(ぎせいぼうしょく)作用、自己修復作用により従来の溶融亜鉛めっき鋼板に比べ腐食に強くなっています。
昨日の作業は常裕パルプ工業株式会社の改質アスファルトルーフィング張りと板金の取付でした。
改質アスファルトルーフィングというのは本体の瓦の下に敷いて屋根の防水シートとして使用される物でアスファルトに合成樹脂やゴムなどを添加して性能を向上させたルーフィング材の事です。耐久性や接着性、釘穴シール性に優れています。
続いてケラバの板金の取付が完了しました。ケラバと言うのは切妻屋根の端で斜めに降りる部分の事です。
※ 2月5日の作業内容をまとめました。