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さいたま市岩槻区、Y様のAアパートで北面・階段室の外壁塗装や横樋・破風の塗装、シャッターボックスの塗装、天井の塗装、階段の塗装が完了しました。
外壁塗装は北面と階段室でシーラーの下塗が完了しました。シーラーは傷んだ箇所に良く染み込んで補強をし、微細なひび割れも塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
中塗と上塗にはエスケー化研株式会社のセラミシリコンのKN-70グレーとSR-175白色に近い茶系ベージュで塗装しました。色合いが非常に綺麗に仕上がりました。
横樋と縦樋は目荒らしを行い、ジョイント部分をシーリングで塞いでから、横樋はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンの黒色、縦樋は外壁の明るい面の近似色で塗装しました。
シャッターボックスはまずナイロンタワシで目荒らしを行い、クリーンマイルドシリコンのサッシ近似色で塗装しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程を丁寧にきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
階段室の天井は目荒らしを行い、ケンエースGⅡの艶消し白色で塗装しました。
階段室の階段鉄部も目荒らしを行い、錆止め塗装を行い、クリーンマイルドシリコンの階段近似色で塗り替えました。
最後に掃除・駄目拾いを行いました。駄目拾いというのは、塗料やコーキングの垂れや飛び跳ね、擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気付かぬ内にこれ等は起こります。上から下まで何度も見て回り丁寧に不良個所の補修を行いました。
いよいよ明日は足場の解体日です。全体が綺麗に仕上がっているのを見るのがいつも楽しみです。
※ 9月22日から27日までの作業内容をまとめました。