さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市大宮区のDマンションの理事会の皆様へ受水槽の遮光塗装の見積説明に伺いました。約１０名の役員の皆様お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。

　理事長のY様はシーベースをインターネット検索で探されたとの事です。シーベースではマンションの大規模修繕工事をはじめ付帯部分の施工など数々の実績が有ります。ここ数年、インターネットからの見積ご依頼がとても増えています。大変有難い事です。

　株式会社シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約９年間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市　塗装」や「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等というキーワードで検索すると常にトップページに表示され続けています。
　一般消費者が塗装業者をグーグル等で探す場合は検索順位の上位しか見ないわけですから上位に表示される事は優位になります。検索順位を上げるのは大変な苦労が要ると思います。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な情報だ」とグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されるのだと思います。
　２０２４年の１月からはインスタグラムやグーグルのビジネスプロフィールへも投稿しています。今まで真面目にこつこつと地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているものだと考えます。とても有難い事です。
　うまく株式会社シーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので丁寧な補修や下地処理を行う優良な塗装業者を探すのは大変です。

　役員の皆様からはたくさんのご質問を頂きました。皆様ボランティアでなさっていると伺いました。飲み水の入る受水槽の事ですから、とても慎重な目で見積内容を精査したいというお気持ちが伝わって来ました。

　受水槽は2つあり、FRP(繊維強化プラスチック)製でした。本体は苔や汚れが目立ち、かなり劣化している様にお見受けしました。本体の底部は紫外線や雨の影響が殆ど無いため劣化は僅かでした。

　今回はエスケー化研株式会社の遮光塗料ミラクプライマーSRで下塗をし、仕上げは同社のクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

遮光塗装というのは、太陽光を高いレベルで遮蔽する塗料を使用した塗装で、一般的にはFRP受水槽（水道水を貯水する槽）に使用されます。

　受水槽の中には殺菌しきれない微量な藻（も）類が含まれており藻類は光合成を行うことで繁殖します。FRP受水槽内に太陽光が入ると繁殖を助長してしまう可能性があります。

　フレームは亜鉛引き部分で、錆の発生はあまり見られませんでしたが、かなりケレン作業が大変になると思います。ケレンと言うのはサンドペーパーやナイロンタワシで傷んだ素材や塗装膜、錆びや汚れ等を落としたり、微細な傷を付ける事です。表面に微細な傷が付くと塗装膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。

　逆にケレンが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。

　亜鉛メッキがされたフレーム塗装はローバル株式会社のローバルシルバーをご提案しました。

　ローバルシルバーはアルミ顔料が配合されているので落ち着きのあるシルバー色に仕上がります。一般的な錆び止め塗料に比べて強力なさび止め効果を持つ亜鉛メッキ補修に最適な塗料です。

　ラッキングは錆が出て部分的に汚れも見られました。ラッキングというのは配管やダクト等を保護するための配管板金の事で保温材や配管の耐久性を高めるための物です。外部からの衝撃や紫外線からも保護します。美観的にもスッキリして外観を整えます。また配管からの音漏れを防ぐ防音対策にもなります。ここの部分や、その他の鉄部はケレンしてから錆止め塗装を行い、クリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

　塩化ビニール配管は変色が激しく加水分解による劣化が見られました。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまい徐々に脆くなって行く現象の事です。ここもクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました

　何社か見積を取られるとの事でした。安いという事に惑わされず、丈夫で長持ちし、美しく仕上げられる塗装業者をお選び頂きたいと思います。

　大変有難うございました。