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さいたま市見沼区のK様邸で屋根のカバー工法による補修が完了しました。
大屋根と下屋根はアイジー工業株式会社のスーパーガルテクト/黒色で取付が完了しました。その他の役物も純正品を使用しました。
屋根本体は軒先唐草(スターター)でスレートの先を挟むように取付けし、下から順番に葺き上げました。
谷樋の取付も完了しました。谷樋と言うのは屋根の 「谷」部分に設置される雨樋(排水部材)」 の事です。屋根の形状によって、2つの屋根面が “V字状” にぶつかり合う部分があります。ここが「谷」です。
谷は雨水が集中して大量に流れ込むため、この部分に 金属製の樋(板金) を取り付けて、雨水を安全に流す仕組みになっています。
元々棟には換気口は無かったのですがお客様のご希望で作る事になりました。棟部分の野地板に一部穴を空けました。そしてその部分から雨水が侵入しない様にカバーを取り付け、その上に換気用の棟板金を設置しました。
棟板金を設置するために杉の貫板を取り付けました。その上から棟板金をステンレスビスで固定しました。
屋根の葺替のために一時的に撤去していた太陽光バネルを復旧しました。太陽光バネルを固定するための金具は屋根材を挟み込んで取付けしました。屋根に穴を空けて取り付けると雨もりの原因になるからです。
これで屋根のカバー工法による補修が全て完了しました。黒光りしてとてもきれいになりました。
スーパーガルテクトは断熱効果も期待できますので来年からの夏はいくらか過ごしやすくなると思います。
※ 11月26日から本日28日までの作業内容をまとめました。