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さいたま市見沼区のK様邸で外壁塗装の前に行うシーリングや破風・鼻隠のクラック補修が完了しました。
シーリング(sealing)というのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水や湿気が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて密閉し塞ぐ事です。
K様邸の外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリート)のため上下左右のジョイント部分や窓周り、換気口周りを行いました。
使用したのはオート化学工業株式会社のオートンイクシードです。オートンイクシードは特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより国内でもトップクラスの約20年の耐久性、耐候性の「超寿命シーリング材」で評判の良い製品です。ただ欠点は柔らかいため硬化するのに日数が掛かる事です。今の気候では3日から5日程度は掛かります。破風・鼻隠のクラック(ひび割れ)や隙間も同様にシーリングを行いました。
次の様に行いました。まず接着を良くするために清掃を行いました。埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れを徹底的に落としました。
そしてプライマー(接着剤)やコーキング材で外壁を汚さぬ様に充填する両脇に養生テープを貼りました。
次いでコーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマーを塗り、コーキング材をゆっくり滑らかに均一になるように充填します。
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除き、養生テープを剥がして完了です。
コーキングを打ってから既に4日経ちますが未だ乾きが悪く本日は雨天のため来週月曜日から再開します。
雨は塗装業者泣かせですが仕方が有りません。