最新の投稿
さいたま市緑区のK様邸で、大屋根の上塗り、下屋根の下塗り、外壁の上塗り、破風・鼻隠し・樋・シャッターボックス・水切・基礎配管の目荒らし・塗装が完了し、バルコニー防水面の塗装が途中です。
大屋根はエスケー化研株式会社の遮熱塗料、クールタイトシリコン/黒色で上塗りが完了しました
クールタイトシリコンは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高く、屋根材へのダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温を下げてくれます。
色にもよりますが黒色や濃い茶色の場合は50~40%、白色や明るいブルー等の場合は80%以上の反射率が有りますので通常の塗料と比較すると性能の良さが分ります。
この下屋根は下塗りを行いました。次回、大屋根と同じ方法で塗装します。
外壁は2種類の窯業系サイディングでした。窯業系サイディングというのは、セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、高温でプレスして板状に圧縮形成した物です。外壁は2パターンが有り、両方とも単色のサイディングでした。
こちらは日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで上塗りが完了しました。
明るい方がJ19-80D亜麻色、濃い色の方がJN-15鉄黒色で両方とも特注色です。
パーフェクトトップはラジカル制御技術により塗膜の劣化を抑制する高耐候性の塗料で紫外線や雨風等に強くシリコン系の塗料よりも長持ちします。
美観的にも程よい艶感が有り汚れにくく、色あせしにくい塗料です。株式会社 シーベースでは約6割程度の割合でこの塗料を使用しています。お客様の印象もとても良い製品です。
この見違えるように綺麗になりました。
破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分にやや隙間が見られました。ここから雨水が侵入すると内部に溜った湿気によるカビ等が発生する場合があります。そうするとケイ酸カルシウム板の軒天から湿気が抜け出ようとして黒ずみが出てきます。K様邸の軒天は比較的良好でした。
鼻隠には反りが見られました。湿気によって反りは大きくなるので早めに雨水の侵入経路を断つシーリングの必要が有ります。
ジョイント部分の隙間をシーリングしてから同社のクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗りかえました。
樋もやや変色やジョイント部分に隙間が有り雨水が漏れ出た痕が見られ、大分汚れていました。材質そのものも脆くなって来ていました。これは加水分解によるものです。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまいます。
これが酷くなると割れてしまう事が有り交換が必要になる事が有ります。樋の交換費用は意外と掛かるもので建坪約100㎡程度のお宅の場合50万円前後掛かります。
ジョイント部分の隙間を補修し、目荒らしをしてからクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗りかえました。
この鉄部も変色が進んでいました。幸い錆は出ていませんでした。これ等の箇所はケレンして傷んだ表層を落としてからクリーンマイルドシリコン/サッシの近似色で塗りかえました。これ等の箇所も輝きを取り戻しました。
基礎から出ている配管は周りのシーリングがされていませんでした。この部分は意外と雨水が配管を伝って基礎の内部に入り込んでしまう事が有ります。
この部分から雨水が侵入してしまうと内部はベタ基礎(建物の底面全体に鉄筋コンクリートを流し込んだ基礎の事)になっているため雨水が溜ってしまい湿気が抜けにくくなってしまいます。カビの発生やシロアリを呼ぶことになってしまいますから注意が必要です。
ここは、配管周りのシーリングを行ったので、雨水が侵入することは無くなりました。
バルコニーは2箇所有り両方ともFRP(繊維強化プラスチック)防水になっていました。基材に問題は有りませんでしたが、表面のトップコートは寿命が来ていました。
この部分は東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで塗装が途中です。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
この室外機の裏側のみ残っている為、ここは次回塗装します。
※1月16日から19日までの作業内容をまとめました。