最新の投稿
さいたま市大宮区のI様邸で縦樋・シャッターボックス・水切りの目荒らし・塗装、ベランダ防水のトップコート、配管のケレン・塗装、車庫内・玄関面の窓周り・玄関ドア枠・入隅のコーキング打増し、外壁縦目地のコーキング打替えが完了しました。
樋はやや変色やジョイント部分に隙間が有り雨水が漏れ出た痕が見られ、大分汚れていました。材質そのものも脆くなって来ていました。これは加水分解によるものです。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまいます。
これが酷くなると割れてしまう事が有り交換が必要になる事が有ります。樋の交換費用は意外と掛かるもので建坪約100㎡程度のお宅の場合50万円前後掛かります。
困った事に縦樋の受金物が外壁の縦目地コーキングの中に刺さっていました。これは問題です。これではこの部分のコーキングの打替が出来なくなってしまうからです。もちろん縦樋を外せば打ち換えられるのですが排水部分は地面の中に有るため、撤去復旧には5万円から7万円程度余計に費用が発生してしまいます。またこの様な施工では金物の釘は外壁の裏側の僅か0.2mmのアルミ製ジョイントハットに刺さっているため、ジョイントハットを変形させたり縦樋自体が重力で下がってしまい横樋を下へ引っ張って落としてしまいます。ハウスメーカーは建てるだけでなく将来のメンテナンスの事も考えて受金物の取り付け位置を外壁の縦目地から4cm前後は離れた位置に取り付ける等きちんとした施工をして欲しいと感じました。
塩ビの配管は錆止め塗装を行い、両方ともエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/黒色で塗装しました。
こちらの鉄部も表面の塗装膜の劣化が見られました。この箇所は目荒らしを行い、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで、シャッターボックスはサッシ近似色、水切りは白に近いライトグレーで塗装しました。
バルコニーは隅々まで踏んでみましたが基材のFRP(繊維強化プラスチック)防水層には問題は有りませんでしたがトップコートは大分傷んでいました。FRPは湿気や光に弱いのでこれを守るために表面にトップコートが塗られています。
この部分は東日本塗料株式会社のAUコートで塗り替えました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
コーキングは玄関面のみが完了しました。
外壁のコーキングはほぼ全滅で、ひび割れや穴開き、剥離が全体に見られ、硬化も進んで寿命を過ぎていました。
窯業系サイディングにとってコーキングはとても重要です。隙間が発生した状態ですとサイディングの木口から雨水が染み込み、乾いて、湿ってを繰り返す事で外壁そのものが脆く崩れやすくなってしまったり、湿気で変形してしまうからです。また、大量に雨水が流れ込んでしまうと内部の材木まで腐らせてしまったり白アリに食われやすくなってしまいます。早め早めのメンテナンスは不可欠です。
オート化学工業株式会社のオートンイクシードで、縦目地は打替え、入隅は打増しを行いました。オートンイクシードは新たに開発された特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより国内でもトップクラスの耐久性、耐候性の「超寿命シーリング材」で評判の良い製品です。
※2月4日から6日までの作業内容をまとめました。