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2026/2/28 (土)
さいたま市中央区のN様へアパートの屋根塗装や外壁塗

さいたま市中央区のN様よりアパートの屋根塗装や外壁塗装の見積依頼    さいたま市中央区のN様よりアパートの屋根塗装や外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市中央区のN様へアパートの屋根塗装と外壁塗装、コーキングの打替、付帯部分の塗装や補修の見積説明にお伺いしました。熱心に耳を傾けて下さり大変有難うございました。

 N様のアパートは住宅地に立つ築15年の2階建てで初めての塗装工事です。素敵なデザインのアパートでした。

 

リモートでも安心

 N様のお住まいは他県になりますが、シーベースではこの様なケースがとても多くリモートでもご安心して施工が進められる様に体制を整えています。

 N様はシーベースをインターネット検索で外壁塗装と探されたとの事です。2016年頃からインターネットからの見積ご依頼が非常に増えています。営業経費が節約できてとても有難い事です。

 株式会社シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約9年間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索すると常にトップページに表示され続けています。

 一般消費者が塗装業者を探す場合は検索したほとんど最初の1、2ページ目程しか見ないと思います。検索順位の上位に表示される事は優位になります。

 検索順位を上げるために色々なSEOやMEOの対策業者から毎日のようにアプローチを受けていますが、それ程は大変な苦労が要るのだと思います。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な情報だ」とグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されます。

 2022年頃からはインスタグラムやグーグルのビジネスプロフィール、フェイスブック等へも投稿しています。今まで真面目にこつこつと地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているものだと考えます。とても有難い事です。

 うまく株式会社シーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので丁寧で優良な塗装業者を探すのは大変です。

 

屋根

 屋根はスレート瓦で棟板金の釘浮きやジョイントの隙間が多数見られました。屋根は東西共に片流れが組み合わされた斬新なデザインでした。

 片流れ屋根(かたながれやね)というのは一方向にだけ傾斜した屋根の事です。屋根の片側が高く、もう片側が低くなるように設計されており、雨水や雪が一方向に流れ落ちるシンプルな構造が特徴です。

 片流れ屋根は雨もりが発生し易いので、これを防ぐための下地処理が重要です。ほとんどの塗装業者では、これを行わないために知らぬ間に雨水が侵入して内部の材木が腐ってしまう等の事例が多々有ります。

 板金のジョイント部分には隙間が見られ、釘浮きも確認できました。板金の釘浮を放置したり、ただ打込んだだけだと徐々にまた抜けて来ます。すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板(厚さ約12mmの杉板)に染み込み木を腐らせてしまいます。

 ジョイントの隙間からも雨水は侵入します。この部分からの雨水はスレート瓦の下のアスファルトルーフに流れてしまいます。
アスファルトルーフィングというのは紙にアスファルトを染み込ませ雨もりを防ぐための物で防水紙や防水シート等とも言われています。屋根瓦の下に敷き屋根瓦が欠けたり強風で雨水が屋根瓦の隙間から下に落ちてもその下の野地板(屋根瓦を乗せるための板)に雨が染み込む事を防ぎます。
 ただ一般的なアパートや住宅等で使用されている物は寿命が7~8年の物が多く、経年劣化でアスファルトが蒸発してしまい、ただの新聞紙の様になってしまいます。こうなると侵入した雨水はその下の野地板に染みて腐れの原因になります。

 棟板金の釘浮きの補修や釘頭のコーキングによる留め、板金のジョイントのシーリングが必要になります。

 シーリングというのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。

 非常に問題な部分は屋根のケラバの板金がスレート瓦を包んでいない事でした。板金とスレート瓦の取合に隙間が有りましたので、この部分から雨水は侵入して瓦の裏側へと流れ込んでしまいます。普通の雨なら板金の雨押えで何とか雨を下に流せるのですが大雨の時には完全にオーバーフローするために、どんどんアスファルトルーフィングの方へ流れてしまいます。そのためこのアパートは湿気が多く北側外壁には苔が多く見られました。

 これ等の不具合箇所を補修してからエスケー化研株式会社のヤネフレッシュシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

 

破風・鼻隠し

 破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分にやや隙間が見られました。ここから雨水が侵入すると内部に溜った湿気によるカビ等が発生する場合があります。そうするとケイ酸カルシウム板の軒天から湿気が抜け出ようとして黒ずみが出てきます。S様邸の軒天は比較的良好でした。

 破風・鼻隠のジョイントの隙間をシーリングし目荒らしを行った後、同社のクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

 

軒天と上裏

 軒天と上裏はケイ酸カルシウム板製で、比較的良好でしたが、塗装膜は劣化が進んでいるため塗装が必要です。この部分は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗りかえをお勧めしました。

 

外壁

 外壁は2種類のそれぞれ単色の窯業系サイディングボードでした。窯業系サイディングというのは、セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、高温でプレスして板状に圧縮形成した物です。コントラストの強いツートンカラーです。

 それぞれ共にチョーキングが発生していました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。

 窯業系サイディングは焼いて作っている物では無いため、雨水の侵入と乾燥を繰り返している内に元の粉に戻って行きます。その意味でも雨水の侵入を防ぐ塗装膜は非常に重要です。

 この窯業系サイディングボードは釘打ち留めがされていましたが、その部分の割れがとても多く、早めに補修しないとここから雨水を吸って脆くなってしまいます。

 ひび割れを補修してから日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでの塗りかえをお勧めしました。

 パーフェクトトップはラジカル制御技術により塗膜の劣化を抑制する高耐候性の塗料で紫外線や雨風等に強くシリコン系の塗料よりも長持ちします。

 美観的にも程よい艶感が有り汚れにくく、色あせしにくい塗料です。株式会社 シーベースでは約6割程度の割合でこの塗料を使用しています。外壁塗装後のお客様の印象もとても良い製品です。

 

コーキング

 外壁のジョイントコーキングは全滅しており、ほとんどの箇所でひび割れや剥離が起こっていました。

 窯業系のサイディング外壁にとってコーキングは生命線です。コーキングの劣化によってジョイントから雨水が侵入し、乾燥してまた雨水が侵入し・・・を繰り返しているうちに木口の部分は粉に戻ってしまったり脆くなってボロボロに崩れてしまったりするからです。また劣化が進んでしまうと新しくコーキングを打っても粉になった部分とは接着が甘くなるので剥離し易くなってしまいます。もう少し早めにメンテナンスをかけた方が良かったと感じました。

 この部分はオート化学工業株式会社のオートンイクシードでの打替をお勧めしました。オートンイクシードは乾燥に時間が掛かる欠点が有りますが特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより約20年の寿命と、国内でもトップクラスの耐久性、耐候性の超寿命のシーリング材です。

 

バルコニー

 バルコニーはアルミ製で床はデッキ材なので防水工事の必要は有りませんでした。

 

パーテーション

 隣との境にパーテーションが設置されていました。こちらも劣化が進み脆くなっている様ですので塗装が必要です。パーテーションはケンエースGⅡでの塗りかえをお勧めしました。

 

 樋も変色やジョイント部分に隙間が有り雨水が漏れ出た痕が見られ、大分汚れていました。材質そのものも脆くなって来ていました。これは加水分解によるものです。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまいます。
 これが酷くなると割れてしまう事が有り交換が必要になる事が有ります。樋の交換費用は意外と掛かるものです。こちらのアパートですと足場代も含めると80万円位掛かります。

 樋はジョイントのシーリングを行ってからクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

 

鉄骨階段

 鉄骨階段はあちこち錆が出ていました。これは早めの対処が必要です。鉄は腐食し始めるとどんどん錆が進行して危険な状態になる場合が有るからです。

 ケレンして十分に錆を落とし、錆止め塗装をしてからクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

 

通路

 2階の通路はFRP(繊維強化プラスチック)製でした。部分的に段差が見られましたが然程の問題は有りませんでした。トップコートは劣化しているため塗り替えが必要です。

 トップコートは東日本塗料株式会社のAUコートでの塗りかえをお勧めしました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。

 1階の通路はモルタル製でかなり汚れが目立ちました。この部分は高圧洗浄できれいにします。

 

消火器ボックス

 スチール製の消火器ボックスが設置されているのですが錆が酷く錆汁が通路を汚くしてしまっていました。クリーンマイルドシリコンでの塗りかえも可能ですが、劣化状態からすると交換するのも良いと思い、二通りのご提案をしました。

 

シャッターボックスと水切

 シャッターボックスと水切はスチール製で変色が見られましたので塗装が必要です。これ等はクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。

 

最後に

 全体的に劣化が進んでいますのでできるだけ早く補修した方が良いと思います。また何社か見積を取られると思いますが「安い」という事に惑わされず、きちんとした補修を行い建物が長持ち出来る様な塗装工事を行う業者をお選び頂きたいと思います。勿論株式会社 シーベースでしたら間違い有りません。

 貴重なお時間を頂き、大変有難うございました。