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さいたま市北区東大成町のテラスハウスのオーナー様から相談が有りました。雨漏りが有り、屋上防水や外壁のひび割れ、外壁の爆裂等についてです。
当初雨漏りの原因究明にさいたま市のK防水専門業者に依頼したそうですが、散々屋上その他を見回ったが、異常個所が発見出来なかったそうです。
次に他の業者から約30万円で赤外線カメラのサーモグラフィー雨漏り調査を勧められたそうですが、止めた方が良いと説明しました。
なぜならサーモグラフィー雨漏り調査というのは、赤外線カメラで撮影対象物の表面温度を測定し、温度の低い部分に水が流れている事を発見する方法だからです。
これでは濡れている度合いや箇所は見つけられても正確に雨漏りの侵入口は見つけられません。あくまで見当をつける程度のものだからです。
雨漏りは、雨漏りしている上から雨水が侵入していると考えがちですが、実はそうでは有りません。雨水は建物の垂木や内部の梁、筋交、柱等様々な物を伝って流れて来ます。雨水が落ちてくるまったく別の場所に侵入口が有る事も多いのです。
日を改めて屋上と建物を検査させて頂く事になりました。