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2013/8/17 (土)
雨もりがとまりません-上尾市のT様より

上尾市、T様からのご質問です。

 

質問

 築15年の2階建、建売住宅です。リフォームの経験は有りませんでした。梁から雨もりがするので、リフォーム業者にお願いして見て貰いました。

 スレートの屋根が傷んでいるからその上からもう一つ屋根を載せるカバー工法で工事しないとダメだと言われ、工事しました。

 ところが、一向に雨もりは止まりません。そのリフォーム業者にクレームを言ったのですが、屋根は新しくなり異常は無いとの事でした。

 どうしたら良いでしょうか。

 

回答

 雨もり・・・、実に困った問題ですね。早急に何とかしないといけません。雨もりの原因は屋根だけとは限りません。外壁の補修はしたのでしょうか?

 意外と外壁から雨漏りするケースが多いのです。外壁がサイディングの場合は築15年もすればコーキング劣化してそこから雨水が侵入します。サイディングのジョイント部分やサッシまわり等、コーキングを打替ないといけません。

 外壁がモルタルの場合、ひび割れ等からも雨水が侵入します。上尾市、T様の文面だけでは何とも判断のしようが有りませんので、一度拝見させて頂きたいと思います。ちなみにシーベースでは現状調査や見積は全て無料で行っています。

 

現状調査後にわかった事

 上尾市、T様のお住まいを拝見し原因が判りました。原因はモルタル外壁とサッシ廻りの取合部分に隙間が有り、ここから雨漏りしている事が分かりました。

 T様のお話では梁から雨漏りしてくるとの事でしたが、雨水は侵入箇所の真下に落ちる訳では有りません。侵入したところから、徐々に低い所へ向かい、そこに雨水が溜まって重力に耐え切れずに落ちるのです。今回のケースも外壁からの雨もりでした。

 建物に対して屋根の大きさが小さく、軒の出幅が極端に短いため、外壁にかかる雨の量が多いのです。

 しかもモルタル外壁とアルミサッシの取合部分に隙間が発生しているため、雨がかかるだけでどんどん流れ込んで雨もりが発生していたのです。

 改善方法は外壁とアルミサッシの取合部分をしっかりシーリングし、外壁塗装を行う事です。現状の外壁はかなり劣化しており、表面はチョーキングを起こしており塗膜が雨水を弾いていません。これは直接的には雨もりとは関係有りませんが、このままでは外壁そのものが傷んでしまいます。

 サッシまわりをコーキングするには足場が必要です。足場代も高価ですから、この際きちんと外壁塗装も行った方が良いと思います。通常外壁塗装は築10年程度が目安になります。

 

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