さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市見沼区のI社様から電話を頂きました。そろそろ上尾市Vビルの屋上防水、外壁塗装、シーリング工事が始まりそうだとのご連絡でした。昨年秋頃から何度か同じようなお話が有ったのですが・・・。

　かれこれ1年前に、さいたま市見沼区のI社様から上尾市Vビルの屋上防水、外壁塗装、シーリング工事の見積ご依頼を頂き、現状調査を行い、見積書と現状報告書を提出しました。

　6階建で3面がALC、１面がタイル張りで、竣工後一度も補修をしておらず、完全にシーリングが劣化しているだけでなく外壁の塗膜も相当痛んでいたために、雨漏りも発生しているとの事で、早急な対処が必要な状態でした。

　しかし、上尾市VビルのV社の現場担当者様と、その上層部で決裁権を持っている方との認識のずれから一向に着工の気配が見えませんでした。上層部の方は雨もりにのみ固執されているらしく部分的な雨もり対策のみをご希望らしく、当然全体の工事とは規模も金額も大幅に変わってしまいます。

　雨もりを止めるためには原因を元から直さなければなりません。原因は明らかで、屋上の防水状態が悪くそこから雨水が入っている事は間違え有りません。また外壁のシーリングも殆どが劣化して割れており、ここからも雨もりを起こしています。一番大きな面積を持つ外壁に至っては、ALCの塗膜が劣化しているために相当な量の雨水が浸透しています。

　これらの事を写真入りで報告書にして提出しているのですが、決して予算の無い会社ではない筈で何故中々工事をしないのか不思議でなりません。

　屋上も外壁も徐々に蝕まれて行きます。早急に手を打たないと大変な事になります。