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このところ毎週、テレビで加山雄三の「若大将シリーズ」を観ています。まだ小学生だった50年も前に毎回夢中になって映画館へ通いました。
今見ると笑ってしまう様なストーリー展開をハラハラどきどきしながら見ていました。
「俺も大人になったら、きっと加山雄三の様に正義感が強く、スポーツ万能で、人に優しく、楽器も歌も出来て、女にモテモテになって・・・」等と、自分の目標にしていました。
初めて買ったレコードも「エレキの若大将」の「夜空の星」でした。何度も何度もレコードプレイヤーで聴きました。
こうしてテレビで観かえしていると不思議な事に50年も前の忘れていた記憶が鮮明に蘇ります。友達と遊んだ事、好きな女の子の隣で心臓がバクバクしていた事、駄菓子屋さんの思い出・・・・、あとからあとから思い出します。
人間の記憶って本当に不思議です。