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さいたま市緑区のSA様から、外壁塗装、屋根塗装、コーキング補修の見積のご依頼を頂き、一昨日現状調査に伺いました。
その際、現状についての報告書が欲しいとのご希望でしたので、見積説明の前にご覧頂こうと思い、急いで作成し、お送りしました。7ページに写真と内容を詳しく解説しました。
悩んだのは屋根塗装です。一般的なセメント瓦の耐用年数は30年位ですが、SA様邸の劣化状態は築20年にしては良好で、コケの発生状態やコーナーの欠け状態で判断出来ました。
もし今後20~25年程度で建て替えるならばこの瓦は十分持ちこたえられるので、今回塗装は不要と考えます。
しかし、更に長くこのお住まいを維持するならば塗装しておいた方が無難です。と、言うのは、セメント瓦はノーメンテナンスのまま30年位すると徐々に脆くなり、表面が粉に戻って行くので、その時点で塗装をしても、塗料が接着しなくなるからです。
SA様邸の屋根はあまり見えない所ですから美観的には問題有りません。このお住まいを何年位で建て替えるかをお考えになってご判断頂きたいと思いました。このあたりの事は報告書にも詳しく書きました。
見積書は未だ計算中です。金額的な事も踏まえてどうなさるか、ご判断はお任せしようと思います。