施工内容 | マンション・エントランス柱の爆裂補修から塗装
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施工エリア | さいたま市 北区 |
使用塗料 | 軽量モルタルで爆裂補修後、水性微弾性セラミック・シリコン仕上げ |
施工期間 | 柱部分のみ/5日間 マンション全体/50日間 |
施工を終えて | ひび割れから雨水が侵入して内部の鉄筋を腐らせ、爆裂が発生していました。爆裂箇所が多数有りましたが、細かな所までしっかりと補修して塗装しました。 |
外壁やベランダ等のヒビ割れから雨水が侵入して内部の鉄筋を腐らせ、爆裂が発生していました。
この様な検査用ハンマーで、なぞったり、軽く叩くと、浮いている不良部分を発見出来ます。モルタルが浮いている箇所は軽くにぶい音がするので直ぐ判ります。
打診検査と斫り
打診検査を行い、危険な個所をドリルやハンマー、金ベラ等で斫ります。
マーキング
要補修箇所に印を付けます。
ケレン・錆び止め
鉄筋の錆びている箇所を金ブラシ等で削り、錆びを落とした後、錆び止め塗料を塗ります。
プライマー・軽量モルタルでの成形
接着を良くするためにプライマーを塗り、軽量モルタルで欠損部を隙間無く埋め、コテで、表面を平らに均します。
シーラー
シーラーで下塗をし、極細のひび割れ等は染み込ませてひびを埋めます。また、仕上げ塗料との接着を良くします。
マスチック・ローラー
爆裂を成形した軽量モルタルの表面は平らなために、このまま塗装するとその周囲とパターンが違ってしまいます。
パターンを付けるには、吹付やコテの他、この様な目の粗い多孔質なローラー(マスチック・ローラー)を使う方法が有ります。
このローラーで下塗すると凹凸模様が出来ます。狭い範囲に模様を付けるには吹付等ではコストが嵩みます。逆に広い範囲をマスチック・ローラーで塗装するには手間取り、これもコストが嵩みます。その時々の状況により使い分けます。
中塗
中塗には、水性セラミック・シリコン塗料を塗りました。
上塗
中塗と上塗は同じ塗料を使用します。厚みを付けて強度を増し、二重に塗る事でムラを無くし美しく仕上げます。
すっかり見違える程きれいになりました。