さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　塗膜が剥げ落ち、くすんでおり、ドアにはささくれが出ていました。

不良木部、不良塗膜の除去

　ささくれた木部や、ペラペラ剥がれている塗膜はカワスキ(金ベラ)で削ります。

ケレンと磨き

　取りきれなかった不良塗膜をナイロンタワシで落とし、サンドペーパーで表面をきれいに均します。

下地処理完了

　木の表面がきれいに磨かれました。

下塗から仕上げ塗り

　面格子は塗りつぶすので、特殊な下塗後に溶剤系ウレタンで仕上げました。2002年当時は未だウレタンが一般的でしたが、現在はシリコンを使用しています。

　木製外壁はニスの1層目を塗装します。

ドア枠塗装－下塗

　木製のドア枠も塗りつぶすので、特殊な塗料で下塗します。

ニス1層目－２

　ニスは木目がきれいに浮き出ます。

ニス1層目－３

　塗装のつなぎ目が目立たぬ様に細心の注意を払いながら塗って行きます。

 

ニス２層目

　2層塗る事で塗膜を厚くし強度を増します。また、斑も無くなり美しく仕上がります。

ドアの木口塗装

 

 

ドアの飾り部分の塗装

　入隅部分は、塗り斑になり易いので、最初にその部分だけ細いハケで塗料を入れておきます。そうする事で、塗膜の表面張力による塗り漏れが無くなります。

ドア枠塗装－上塗

　これで玄関周りはきれいになりました。

　玄関周りは落ち着いた重厚感の有る色合いです。ニスで塗装した部分は木の質感が見事に現れて上品に仕上がりました。

　建物全体ともうまくバランスが取れた色彩です。