さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　ビス留部分は錆びが多く見受けられました。酷い所はかなり腐食が進んでいました。

　全てのボルトキャップが外れていました。外周の幕板もほとんど錆びだらけの状態でした。

　屋根裏面とフレーム部分は塗膜が殆ど剥離して垂れ下がり状態でした。

ケレン－カワスキ

　酷い錆びはカワスキ(金ベラ)を使って落とします。

ケレン－ナイロンたわし

本体の僅かな錆びや、不良塗膜はナイロンタワシで落とします。

ケレン－屋根裏面とフレーム

　屋根裏側の塗膜は殆どが剥がれ落ちていました。ナイロンタワシで擦ると、粉状になって落ちて来るのでマスク必着です。かなり大変な作業でした。

錆止め塗装－１

　この塗料は、錆びの発生防止と仕上げ塗料の接着を良くします。仕上げ塗りの色がグレーなので、錆び止め塗料は白色を使います。

 

錆止め塗装－２

　外から見えない様な個所も、隅々まで丁寧に塗装します。

錆止め塗装－３

　飾り幕板は仕上げ色がこげ茶なので、赤色の錆止め塗料を使用します。仕上げ色に合わせて錆止め塗料の色も変えます。

穴補修

　穴はパテで塞ぎます。

 

仕上げ塗り－軒天

　軒天は明るい色で仕上げます。外壁色に合わせて色を選定します。

 

仕上げ塗り－幕板

　幕板は焦げ茶色です。明るい外壁色が、幕板で引き立ちます。

仕上げ塗り－屋根

　仕上げ塗りです。折板屋根はギザギザしているので塗装に手間が掛かります。周囲が住宅地で無い場合は吹付塗装を行います。

　吹付塗装は微粒子が飛散するの住宅地では出来ません。

ボルトキャップ－１

　ボルトの頭にボルトキャップを被せます。

ボルトキャップ－２

　それを打ち込んで、しっかり留めます。

ボルトキャップ－完了

　すっかりきれいに仕上がりました。

　ボルトキャップもきちんと付いたので、錆びを防いで安心です。

　幕板がアパート全体の雰囲気を引き締めます。

　軒天もきれいに仕上がりました。

　施工前の状態が嘘の様に美しく蘇りました。