施工内容 | 屋根/平板スレート/シリコン系-高遮熱屋根塗装、タスペーサー使用 外壁・塀/モルタル/水性セラミック・シリコン塗装 破風・鼻隠・霧除・雨戸・水切/スチール/溶剤系シリコン塗装 樋/塩化ビニール/溶剤系シリコン塗装 玄関ドア/水性シリコン塗装 |
施工エリア | さいたま市西区 |
施工期間 | 3週間
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施工を終えて | 静かな大変良い自然環境の中にある大きな素敵なお住まいでした。築約30年ですが、度々きちんとメンテナンスを行っておられたため木部等を除き、痛みも少なく良好な状態でした。 お庭には奥様が沢山の花を育てていてとてもきれいで、仕事の合間に目を楽しませてくれました。 屋根は高遮熱塗料を使用したので、さいたま市の助成金を受ける事が出来ました。 痛みの有った木部は特殊な処理をしてから塗装したのでこれからも良好な状態が保てると思います。 外壁の色がガラっと変わりました。あずき色をもう少し明るくソフトにした色で、上品な割には自己主張の有る色です。破風・鼻隠、モール部や雨戸が白なのでコントラストがとてもきれいです。 お住まいを大切にしているお気持ちが良く分かりましたので、細部まで丁寧に長持ちする様に施工しました。 |
北側の屋根には苔が生えていました。
破風や格子、玄関支柱の木部には腐れが有りました。
外壁にはややひび割れが有ったものの良好な状態でした。
高圧洗浄-屋根、外壁
屋根の苔をしっかりと落としました。外壁の不良塗膜も落とします。この作業をきちんとしないと、塗料の吸着が悪くなり、結果的に長持ちしなくなってしまうからです。
高圧洗浄-樋
シーベースが塗装工事を行う場合は必ず樋も清掃します。枯葉や泥が詰まったり、重みで樋が歪んだりするからです。
養生
養生は塗料等が着かない様にビニールやテープを貼る作業です。しっかりと留めないとペンキが染み込んで大変な事になります。また、仕上がりの美しさも養生がいい加減だときれいにラインが出ません。
地味な工程ですが、塗装工事にはとても重要な作業です。
高遮熱屋根塗装-専用シーラー
屋根には十分にシーラーを染み込ませてスレートを補強し、板金の釘浮もしっかり打ち直して留めました。
シーラーを塗る事で、基材とこれから塗る塗料との接着を良くします。
タスペーサー
屋根の重なり部分に挿入する事で、雨水の排水を良くします。内部に湿気が溜まりにくくなり、野地板(スレート屋根材の下層の木板)の寿命を延ばし、ひいては建物全体を長持ちさせられます。
高遮熱屋根塗装-中塗
シリコンの高遮熱塗料を塗ります。高遮熱屋根塗装は各自治体で助成金の対象になっています。シーベースでは、申請のお手伝いも無料で行いますのでお気軽にご相談下さい。
高遮熱屋根塗装-上塗
高遮熱塗料を2層塗りました。合計3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上げます。
軒天補修
軒天が劣化して穴が開いていました。樹脂パテで穴を埋めて平らに均します。
軒天塗装
軒天は建物の湿気を逃がす箇所なので、水性の透湿塗料を塗ります。
破風・鼻隠-不良塗膜除去
不良塗膜が残っていると、せっかく新しく塗装しても古い塗膜と一緒に剥がれてしまいます。
不良塗膜をサンドペーパーやナイロンタワシで落す事で、新しい塗料の吸着が良くなり長持ちします。
破風・鼻隠塗装
溶剤系シリコンで塗装しました。
外壁ひび割れ補修
ひび割れはコーキングで補修してあったのですが、補修痕が目立ち、痩せて隙間が発生していました。古いコーキングを除去し、隙間にシーラーを染み込ませ、シーリング材で埋めました。
外壁塗装-下塗
水性シーラーで下塗を行います。下地を補強し、仕上げ塗料との接着も良くします。
外壁塗装-中塗
水性セラミック・シリコン塗料で中塗を行います。
外壁塗装-上塗
中塗と上塗は同じ塗料です。3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上がります。
モール塗装
アクセントになる箇所です。丁寧に溶剤系シリコンで塗装しました。
霧除塗装
溶剤系シリコンで塗装しました。
雨戸-ケレン
不良塗膜を落とし、表面を均します。
雨戸塗装
今回は波板部分を溶剤系シリコンで吹付塗装しました。枠部分はハケで仕上げました。
格子の木部腐れ部の補修
長い年月で木部が痛むのはやむをえない事です。少しでも長持ちする様に腐った部分を削り、樹脂パテで補強します。
格子塗装
溶剤系シリコンで塗装しました。ハケで仕上げます。
樋塗装
樋は塩化ビニールで出来ているため、加水分解(紫外線と水で劣化する事)するので、塗装する事で劣化を防ぎます。
溶剤系シリコンで塗装しました。
ドア-ケレン
以前の塗膜の吸着が悪く、剥がれやすかったので細かいサンドペーパーで古い塗膜を落としました。また表面を均す事で、塗装後の美しさが引き立ちます。
ドア塗装
住まいの顔、玄関ドアは特に慎重に丁寧に塗装しました。
フラワーボックス塗装
基材はサイディング材でした。溶剤系シリコンで塗装しました。
飾り柱
玄関の飾り柱はアクセントになっています。木製のため、一番雨水の影響を受けた下部が腐っていました。
飾り柱-補強
この状態ではパテは接着しないので、薄い板で補強し、隙間を埋めてから塗装する事にしました。
塀-補修
ひび割れや欠損が有ったのでカチオンやコーキング材で埋め、補修しました。
塀塗装
塀も外壁と同様の工程、材料で塗装しました。
美しい花々
広い庭にはたくさんの花々が咲いていました。施工が進むにつれて、つぼみだった花がきれいに咲いて行きます。その様子は日々の仕事の合間にほっとさせてくれる瞬間を与えてくれました。