施工内容 | スチール製の、戸袋・雨戸の吹付塗装
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施工エリア | さいたま市緑区 |
使用塗料 | 溶剤系シリコン塗料 |
施工期間 | 2日 |
施工を終えて | スチール製の戸袋・雨戸は塗装する事で長持ちします。今回、波板部分が変色し、艶も無くなっていました。部分的に錆びも出ていたので、錆を落とし、錆び止め塗装の後、溶剤系シリコン塗料で吹付塗装して仕上げました。
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高圧洗浄
戸袋・雨戸の枠の隅にはたっぷりとゴミや埃が溜まっています。洗浄してきれいにします。
目荒らし
ラスター(やや硬めの毛が付いたハケ)で、高圧洗浄で取りきれなかった埃やごみを取り除きます。
ナイロンタワシや目の細かいサンドペーパーで磨いて微細なパターンを付けます。これを目荒らしと言います。
こうする事で、表面を滑らかに均一にし、微細なパターンによって塗料の吸着も良くなり、美しく且つ長持ちする塗装になります。
養生
養生は塗料等が着かない様にビニールやテープを貼る作業です。しっかりと留めないとペンキが染み込んで大変な事になります。また、仕上がりの美しさも養生がいい加減だときれいにラインが出ません。雨戸の枠はアルミ製なので塗装しないため、ここもテープを貼ります。
吹付塗装は微粒子になった塗料が空気中を浮遊して数百メートルも飛ぶ事があります。工場へ持ち帰って塗装するのでなければ、現場で塗装する部分の周りをビニールで密閉に近い状態にします。
養生は地味な工程ですが、塗装工事にはとても重要な作業です。
吹付塗装-枠内側
雨戸枠の内側も吹き付けます。塗料の粒子が微細なので隅々まで届きます。
吹付塗装-1層目
一度に塗料を吹き付けてしまうと、垂れてしまい、汚い仕上がりになってしまいます。
最初は薄く吹き付けます。
吹付塗装-2層目以降
薄い吹付層を何度も繰り返して、徐々に厚みを増し、塗膜の強度を増して行きます。
こうする事で、斑無く美しく仕上げる事が出来ます。
滑らかに、艶やかに美しく塗装されました。
雨戸を取り付けて完了です。
まるで新築の様に美しく蘇りました。