さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り、ここはまずい状態でした。しっかりと隙間を埋めて雨水の侵入から守らねばなりません。

　外壁は塗膜が劣化して撥水力が低下していました。色彩もやや物足りなさを感じます。

　コーキングも劣化し剥離や割れが有りました。多少高くても高対候(長持する)のコーキング材で、長期の使用に耐えられる様に施工しました。

　雨戸等、鉄部も色褪せていました。錆びの発生が懸念されます。

　玄関ももう少し明るくしたいところです。

高圧洗浄

　弱った塗膜や汚れを落とします。この作業をきちんとしないと、塗料の吸着が悪くなり、結果的に長持ちしなくなってしまうからです。
　また樋もきれいに内部まで清掃します。今回ベランダのドレンと床内部のジョイントにゴミが溜まっていたため内側から雨漏りが有りました。

　シーベースでは高圧洗浄の時は必ず樋清掃を行います。そうする事で樋の詰まりは勿論、変形等も防ぐ事が出来ます。

高遮熱屋根塗装－下塗

　屋根の下塗にはプライマーを使用します。プライマーを塗る事で、基材とこれから塗る塗料との接着が良くなります。

　どの様なお宅でも10年も経つと必ず釘浮が発生しています。しっかり打ち込みます。釘穴が弱っている場合はビスで固定しなおします。不安が有る場合は釘頭をコーキングで留めてやります。

高遮熱屋根塗装－中塗と上塗
　溶剤系シリコンの高遮熱塗料を2層塗りました。合計3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上げます。
　高遮熱塗料は、太陽光の反射率が高いため通常の塗料よりも夏は快適になり、冷房費の節約にもなります。
　また高遮熱屋根塗装は各自治体で助成金の対象になっています。シーベースでは、申請のお手伝いも無料で行いますのでお気軽にご相談下さい。

破風・鼻隠の隙間補修

　ジョイントに隙間が有りました。シーリング材でしっかりと埋めたので雨水の侵入から守られます。

破風・鼻隠塗装

　溶剤系シリコンで塗装しました。

樋塗装

　樋は塩化ビニール製なので加水分解(紫外線と雨水で変質する事)により劣化してきますので、溶剤系シリコン塗装で保護します。

コーキングの打替・打増

　コーキングは非常に重要な部分で、雨水が侵入すると内部の木や鉄部が腐ります。

　傷んだコーキングを剥がし、プライマーを塗り、コーキングを充填して均します。

　この外壁はALCです。この場合ジョイントの縦目地と横目地をしっかりとシーリングしないとそこから雨水が侵入します。

外壁塗装－下塗

　水性シーラーで下塗を行います。下地を補強し、仕上げ塗料との接着も良くします。

外壁塗装－中塗

　水性セラミック・シリコン塗料で中塗を行います。今回はツートンカラー仕上げなので上塗の際は片方の色を仕上げてからもう一方の色で仕上げます。

外壁塗装－上塗

　中塗と上塗は同じ塗料を使います。合計3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上げます。

軒天塗装

　軒天は建物の湿気を逃がす箇所なので、水性の透湿塗料を塗ります。

霧除塗装

　霧除もスチールなので高遮熱屋根塗料で塗装しました。

ワンちゃんも興味津々

　とても人懐っこいワンちゃん。職人さん達にじゃれつくので一時そこから退避させられています。

　塗装工事を興味津々で見ていました。

水切塗装

　下屋根の上の水切もスチールなので溶剤系シリコンで塗装しました。

雨戸塗装

　溶剤系シリコン塗料で吹付塗装をしました。隅々まで塗料が届き、滑らかに美しく仕上がりました。

配管塗装

　配管も塩化ビニール製なので溶剤系シリコン塗装で保護します。元々グレーでしたが、外壁との色彩を考え黒色にしました。

 

　白茶けていた屋根も黒光りして重厚感が増しました。撥水力も格段にアップしました。

　しっかりコーキングで目地や窓回りを保護したのでもう雨漏りの心配は有りません。

　雨戸や樋も艶やかでとてもきれいです。

　屋根や破風・鼻隠、ドアやサッシの黒色と軒天の白色、外壁のピンクと黄色が実にきれいに調和しています。
　コントストがとてもきれいで、とても良い色を選ばれたと思います。
　まるで新築の様に美しく蘇りました。お客様に喜んで頂けた事をとても嬉しく感じました。
　毎日愛嬌を振り撒いてくれたワンちゃんに会えなくなるのが寂しいです。
　長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。