意外と自宅を見る事は少ないようです。
竣工後、7、8年経ったら年に1度は自宅を確認しましょう。
屋根は、少し離れた所から双眼鏡で覗くか、解像度の良いカメラで撮影してコケ、板金のめくれ、釘浮状態等を見てみましょう。 外壁は艶が無くなっていないか、雨の日に、染み込んでいないか、ひび割れが発生していないか、コーキングが割れていないか等がチェックポイントです。
シーベースの様に知識と経験が豊富で、良い職人がいる塗装業者を選ぶ事です。
良い塗装業者を探すには 「良い業者の見分けかた」 をご覧ください。
塗装業は奥の深い難しい業種です。知識と経験が豊富な専門の業者に依頼するのが一番確実です。
リフォーム会社、建設会社、工務店等に依頼した場合、派遣される下請業者の質が良ければ良いのですが、レベルにはバラつきが有ります。金額的にも中間マージンが入るため、割高になります。
ご自身もある程度、塗装に必要な知識を持つ事です。
塗料の種類や用語、建物の部位の名称等、以下のリンクからご覧になれます。
シーベースでは現状調査、見積説明等の時に一般の方にも分かり易く塗装に必要な言葉や意味、工事内容を解説しています。
建物の劣化状態によっては、補修する部位が意外と火災保険や地震保険の適用範囲内の物が有ります。
台風による屋根瓦のズレ、屋根板金のめくれ、雪による樋の変形や破損、雨もり、外壁のひび割れ等、場合によっては塗装費用の3割程度も保険金で賄える場合が有ります。
ご自身で各保険の契約内容を確認して見ましょう。・・・と、言っても中々保険契約約款等は分かりにくいものですね。そんな時はシーベースの様に保険について詳しい塗装業者に相談すると良いでしょう。
例えば、さいたま市の場合は屋根塗装をする時に遮熱塗料を使うと、最高7万円まで助成金が支給されます。
似た様な制度が各市町村に有る場合が多いので、各自治体に確認しましょう。
わからない場合はシーベースにお問い合わせ下さい。
見積りは複数の塗装業者に依頼し、ご自宅の現状がどの程度劣化しているか、塗装工程・使用材料・使用量の確認が必要です。
複数の業者から見積を取れば、補修部分等の問題点を見落とす事が少なくなります。
また複数の業者から説明を聞く事で、ご自身にも勉強になりますし、金額も妥当かどうかが判るはずです。
塗装業者から話を聞くと、その業者のレベルが分かります。現状調査や見積説明の時に、質問を投げかけ、適切な答えが返って来ない業者は除外すべきです。
シーベースでは徹底した合理化と企業努力によって低価格を実現しています。
しかし塗料を薄める、ひび割の処理、棟包めくれ、釘浮き補修等の工程や経費を省いて見積金額を低くしている等、質の悪い業者も存在します。
一度でも質の悪い塗装をしてしまうと、その次に良い塗装をしようとしても悪い塗料から一緒に剥がれてしまうため、長持ちしません。
その結果、長持せずにかえって高い買い物をした事になります。
どの様な工事内容なのか、しっかりと見積説明を聞く必要があります。
材料や人件費、適切な業者の利益等を考えると安いからと、安易に金額だけで決めるのは失敗のもとです。
工事後の事も重要です。どの様な保証が有り、アフターサービスがどうなっているのか確認しましょう。
工事保証や事故対応等がきちんとしている事は大切です。
シーベースでは自社保証の他、第三者保証として国土交通省指定・登録されている株式会社 住宅あんしん保証の「あんしんリフォーム工事瑕疵保険」に加入しています。
また、万一の事故 (人身・対物)に備えて「建設業総合保険」に加入し、損害賠償に対応しています。
塗装は以下の目的で行います。
と、いった目的が有る事をお忘れ無く。
塗装工事には多額の費用が必要です。延床面積50~60㎡の平均的2階建の屋根・外壁塗装、ベランダ防水トップ、コーキング打替工事で80万円~100万円位かります。
その場になって慌てぬ様に予め資金計画を立て、出来れば塗装のための積立金をしておきましょう。
塗装工事だけでも竣工直後から毎月8000円位は積み立てておきたいものです。
家屋の問題点は分かる範囲できちんと塗装業者に伝えます。例えば○○から雨漏りする、樋の隙間から雨が落ちている、軒天に穴が空いている等、気が付いている事は伝えましょう。
もちろん良い塗装業者なら、言われなくても現状調査、現状確認をする筈ですが、念のためです。
工事が始まると、窓が開けられない、ベランダが使えない、洗濯物を干せない等、日常生活に不便が生じます。どの様なスケジュールで工事が進むのかも確認しましょう。
職人さん達の休憩の際、お茶・お菓子出しについても確認しましょう。20年以上昔は、出すのが当たり前でした。しかし、共働きで留守のお客様も増え、今ではあまり見かけません。ちなみにシーベースでは、お茶・お菓子出しを遠慮させて頂いております。
約10年周期で全て塗装しましょう。
屋根と外壁を比べると屋根の方が早く痛みます。
外壁とコーキングではコーキングの方が早く痛みます。
痛んだからといって、その都度バラバラに補修していると大変な費用負担になってしまいます。
特に足場代は総費用の12~15%程度も掛かります。ですから、約10年周期で全て同時に行えば一番費用負担が少なく済みます。
またよく見かけますが、塗装工事後に樋や雨戸、笠木等が塗装されいてないお宅が有ります。塗装すれば劣化を防げるので、塗れる所は全て塗装しましょう。
どんなに優れた機能性をアピールした塗料でも、新しい物は避けた方が無難です。と、言うのは塗装工事の場合、実際に塗装されて5年後、10年後になって初めてその塗料の良し悪しが分かるからです。
屋根や外壁に限っても塗料メーカーは毎年、新製品を出して来ます。従来品には無かった機能を新たに備えてその機能性をアピールしています。
メーカーは耐候性の試験をしていますが、これは殆ど実験室で行っています。例えば高低温にしたり、強い光を当てたり、高圧水を掛けたり・・・等々です。
しかし、実際に様々な建築物で塗装された場合、其々の基材の材質や劣化状態により耐候性は大きく変わって来ます。メーカーもそこまでの試験は出来ません。
硬く丈夫だと言われた塗料が、実はひび割れてしまったり、発色がきれいな塗料の変色、吸着力が弱く剥がれやすかった等々、当初は想定出来なかった不具合が発生するケースは後を絶ちません。
その様な理由から、シーベースの場合、新製品は使いません。少なくとも過去6~7年以上前からの製品で実績の有る塗料を使う事が無難です。
多額の費用が掛かる塗装工事ですから、新製品のうたい文句に安易に乗らずにリスクは避けるべきです。
塗装工事が終わっても、半年に1度程度は一通りお住まいを見て回りましょう。万一塗装が剥がれていたりコーキングがひび割れていた場合、保証期間内(災害や事故、基材が原因の場合を除く)なら無償で直して貰えます。
屋根は中々登れないと思います。そんな時は双眼鏡で覗いたり、離れた場所から写真を撮って見てみましょう。
外壁には雨水の通り道が有ります。そこは徐々に汚れて行きます。汚れが染み込んでしまうとなかなか落ちませんし、無理に擦ると塗膜が傷んでしまいます。
半年に1度程度、柔らかいブラシ(洗車ブラシ等)で水を掛けながら力を入れずにブラッシングすると汚れが落ちます。落ちにくい場合は中世洗剤を薄めてブラッシングし、水で洗い流しましょう。そうすれば次の10年後まで美しい外壁が保てます。
ざっとポイントは以上ですが、お客様それぞれに問題、疑問をお持ちだと思います。どの様な些細な事でもご遠慮なくお問い合わせ下さい。
皆様の塗装工事が、成功される事をお祈り致します。