
屋根材(スレート,コロニアル)が上下に重なっている隙間から雨水の排出がされます。
塗装工事の際にその隙間が塗料で埋まってしまうと屋根材の縦のつなぎ目から入った雨の出口が無くなります。
また、屋根材の重なり部分の隙間の高さが少ないと毛細管現象によって雨水が逆流します。
その為、屋根材裏面に水分が溜まってしまい、屋根材の下の野地板が腐ったり、雨漏りの原因になります。
「縁切り」とは?
屋根塗装後に皮スキ(金属のヘラ)やカッター等で、屋根材の重なり部分に隙間を作る事を「縁切り」と、言います。
このようにして雨水の排出口をつくってやる必要があるのです。
当社が採用するタスペーサー
株式会社セイムの屋根塗装用部材で、耐久性の有るポリカーボネート製です。
1.スレート屋根下地への通気性を確保し、下地材(野地板)を保護します。
2.雨水の排出経路を確保します。
動画で説明!タスペーサーの有効性