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さいたま市南区のK様へ外壁塗装の見積説明に伺いました。ご夫婦お揃いでとても熱心にお聞き頂きました。大変有難うございました。
築17年で屋上がシート防水なので、カバー工法(既存のシート防水をそのままにして、上に新たに防水層を形成する工法)をお勧めしました。
高圧洗浄後に、下地のシートを補修し、プライマーを塗装してから通気緩衝シートを張ります。脱気塔を取付けてから、ウレタン防水層を2層形成してトップコートを塗装します。
外壁のALCは脆くなっていましたので3種類の塗料をお勧めしました。其々一長一短有ります。外壁の一部が割れて崩れていますので、ここはコーキング材で補修します。外壁塗装は艶消しにしたいとのご希望でした。
コーキングは経年劣化が激しく、かなり痛んでいました。そこから雨水が侵入しています。高耐候のコーキング材で打替をお勧めしました。
見積説明が終わるとK様から他の塗装業者2社から4種類の見積書を見せて頂きました。1社はハウスメーカーの物で、これと比べると軽く80万円もシーベスの方が安い見積でした。
もう一方の塗装業者は、驚いた事に屋上の防水が計上されていませんでした。単にトップコートのみの見積になっています。これでは2年程度で雨漏りしてしまいます。屋上防水はとても重要です。外壁塗装で見栄えだけきれいになっても屋上から雨漏りしてはどうにもなりません。
この様ないい加減な塗装業者がいる事に腹が立ちました。