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さいたま市見沼区のS様邸の外壁塗装で下塗と窓・フード廻りのコーキング、軒天塗装、木製格子の防腐塗装を行いました。
外壁の下塗りは窓廻りのコーキング部分を除いて完了しました。窓廻りのコーキング部分は塗装前に打っているので乾かすための時間が必要だからです。
窓とフード廻りのコーキングが完了しました。これで雨漏り対策は完全です。軒天は今まで外壁と同色だったのでやや暗く感じました。真っ白に塗り替えられて明るく感じます。外壁にはまだ色が付いていませんが外壁塗装も完了すればコントラストがきれいな明るい感じになる筈です。既存が軒天も外壁も同色で共に凹凸パターンが有るため取合のラインがややでこぼこしていますが、丁寧にラインを引きました。
木製の格子は3枚有ります。黒ずみは表面をサンドペーパー削ったのですが木の繊維の奥にまで入り込んでいたため取り切れませんでした。見栄え良く、きれいに仕上げるために防腐塗料の色はやや濃い目の色にして黒ずみを目立たなくしました。
その他、破風・鼻隠と樋の目荒らしを行いました。目荒らしというのは、サンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。劣化塗膜を除去し表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の接着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースの塗装工事が美しく長持ちする秘訣はこの様な見えない作業も丁寧に行っているからです。
予報によると明日は雨が残りそうです。そうなると塗装は出来ません。雨は塗装業者泣かせですがしようがありません。