さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市見沼区のK様からビルの屋上防水、外壁塗装の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。早速現状調査に伺いました。K様は弊社のホームページをご覧になったとの事です。最近月に1.2件はホームページからのご依頼が有ります。弊社の検索順位を上げるため睡眠時間を削って見易いページにしようと工夫している事が影響しているからかも知れません。駅近かの好立地の物件でした。
　築21年の軽量鉄骨でALC外壁に表面はタイルを張っています。ALCにタイル張りはタイルの剥離落下等の問題が起こり易い構造です。
　屋上を拝見すると借り主様が植木を置いているせいかドレン廻りが泥で埋まっていました。これは大問題です。借り主様にはきちんと説明し、泥を出さぬ様にして頂かないとドレンが詰まってしまいます。
　屋上防水はウレタン塗膜防水がされており、痛みはあまり有りませんでした。今回はトップコートのみで良さそうです。
　外壁のタイル目地はかなり痛みが激しく、雨水を吸っている様です。目地防水を行わなければなりません。一部タイルの剥落も発生しています。これは非常に危険な兆候です。
　その他、エフロが発生していました。エフロというのは白華現象の事で、コンクリートやモルタル中のカルシウムが、浸入した雨水に溶けて目地やクラックから溶け出し、炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムになった物の事です。つまり漏水しているのです。きちんとタイル目地を補修する為に浸透力の強いタイル用塗料で外壁目地の防水をしなければなりません。
　外壁は長年の汚れでタイルに油汚れも染みついています。ご予算が許せば汚れ落としもされた方が良いと思います。
　外壁の伸縮目地も劣化が激しく働いていない様です。部分的に補修痕が有りましたが素人がやった様でセメント系の物で埋めて有り全く意味をなしていませんでした。
　3階の借り主様からは北側から雨もりが有るとのお話でした。窓廻りのシーリングが劣化しているため、そこから雨もりしていると思います。
　見積作成に10日程頂きたいと思います。宜しくお願いします。