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上尾市のN様邸で23日に高圧洗浄が完了し、24日屋根塗装と板金の補修を行いました。
高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
いつもの様に樋の中もきれいに掃除しました。普段はまったく見えない箇所ですが、意外とゴミや枯葉等が溜まっていて詰りの原因になりますので、シーベースでは必ず清掃します。
棟板金はかなり釘浮が有りましたがハンマーで叩き、釘頭はコーキングで留めました。これでもう浮いてくる事は有りません。
降り棟は差し棟板金になっていましたが、1ケ所抜け落ちていました。どうやら釘打ちをしていない様です。幸いお客様が落ちていた差し棟板金を保管していたため、それを取付けてきれいに収まりました。
屋根鈑金の突合せジョイント部分は雨もりしない様にシーリングを行いました。突合箇所は重なり代(しろ)が無いために、シーリングが弱ると雨が入り込んでしまうからです。
屋根瓦はスレート製なので何箇所かひび割れが有りましたがこれもコーキングで全て接着しました。
その後、シーラーで下塗をし、ダメ込みと中塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
ダメ込みと中塗はエスケー化研株式会社の遮熱塗料、クールタイトシリコンCLR-110 スレートブラックを使用しました。順調なスタートです。
※8月23日、24日の作業内容をまとめました。