さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区、M教会の屋根葺替は防水シート張りが完了し、軒先唐草やケラバ唐草の取付が途中まで進捗しました。屋根の葺替は外壁塗装の前に行います。
　今回屋根の葺替に使用するのはニチハ株式会社の横暖ルーフS／2BC1FW55　FブラウンS　です。カバー工法で行います。
　カバー工法というのは既存のスレート屋根瓦はそのまま残し、板金類は撤去します。そうしてその上から新しい屋根を乗せる方法の事です。
　カバー工法は工期が短縮出来、既存の大部分も撤去処分しないため費用を大幅に抑えることが出来ます。
　この横暖ルーフSはガルバリウム製です。ガルバリウム鋼板と言うのはアルミニウムと亜鉛、ケイ素を混合した物を鉄板にメッキした物です。
　そのため僅かな傷でもメッキが剥げた箇所や鋼板の切り口は錆びが発生しやすく、放置するとどんどん錆びて穴が開いてしまいます。ですから定期的なメンテナンスは欠かせません。
　それでもこの製品は遮熱鋼板と断熱材の一体成型で耐久性能に優れ、建物内部には熱の籠りにくい製品です。
　既存の屋根板金を撤去し雪止めもカットしてから防水シートを張りました。その後、ケラバ部分には新規の板金を取り付けるための材木を取付け、軒先唐草とケラバ唐草の取付が途中まで進捗しました。
　唐草というのは軒先やケラバに取り付ける水切り用の板金の事です。このところ雨が多いので工場で各役物を加工して外の作業が可能な時に丁寧かつ迅速に取付を行っています。
※ ７月１５日から１７日の作業内容をまとめました。