さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市中央区のM様邸で屋根塗装と外壁塗装のための養生を行いました。
　屋根は棟板金の釘浮補修と頭留が完了しました。釘浮はハンマーで打ち込み、コーキングで頭留を行いました。意外と見過ごす箇所ですが、ここを疎かにすると雨水が釘を伝って板金内側の貫板を腐らせます。コーキングで頭留を行うと、もう再び浮いて来る事が無いので安心です。
　屋根板金の突合せ部分はコーキングでシーリングを行い雨水が侵入しない様にしました。ここも重要なポイントです。この部分はとても雨もりし易い箇所なのでしっかりと塞ぐ必要が有ります。
　こまごまとした補修の後、シーラーで下塗りを行いました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
　その後、エスケー化研株式会社のクールタイトシリコン／CLR-142フォレストグリーンで中塗を行い、大屋根(一番上の屋根)は上塗が完了しました。とてもきれいな独特な色彩です。これは遮熱塗料で、この色は太陽光の反射率が70～80％なので僅かですが夏は涼しくなります。
　外壁は塗装のための養生が９割がた進みました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓廻り等もビニールで塞いでしまうため、暫く風通しも悪くなり鬱陶しくなりますがご容赦下さい。
　このところ天候が不安定ですが、何とか降られずに済み順調に塗装工事が進捗しています。
※ ９月４日と５日の作業内容をまとめました。