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伊奈町、K様邸の屋根塗装と外壁塗装は順調に進捗中です。屋根は大屋根(2階の屋根)と1階の屋根は材質が異なるため大屋根から作業を始めました。
屋根板金には釘浮きが見られましたのでハンマーで打ち込みコーキングで頭留を行いました。これを放置すると雨水が釘を伝って板金内側の貫板に達して腐らせます。そうならない様にしっかりと補修しました。
大屋根の瓦はスレートでひび割れが発生していました。これはコーキングで接着して補修を行いました。
その後シーラーで下塗しエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン CLR-106 グレーで中塗と上塗が完了しました。
これは遮熱塗料でこのCLR-106の色は太陽光の反射率が70~80%なので僅かですが夏涼しくなり、基材も熱の影響が減るため瓦の寿命も延びます。
破風・鼻隠と樋にはジョイント部分に隙間が発生していました。破風・鼻隠からは雨水の侵入している形跡が見られました。これらの隙間はコーキング材で補修しました。
軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗装が完了しました。真っ白く塗り替えられてとても明るく感じます。
外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で片方は明るく、もう一方は暗い色です。
暗い方はサッシやフード周りのシーリングが完了しました。サイディング外壁の場合、ここからの雨水の侵入は多いので必ずシーリングを行います。シーリングというのはコーキング等で隙間を埋めて雨等が入らぬ様にする事です。
その後、外壁塗装用の養生を行いました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓廻り等もビニールで塞いでしまうため、暫く風通しも悪くなり鬱陶しくなりますがご容赦下さい。
暗い方のサイディングはシーラーで下塗が完了し日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ ND-013 ダークグレーで中塗まで進捗しました。
明るい方の外壁は模様がきれいなので透明なクリア塗料を使用します。その前にひび割れの激しい箇所が何か所か有りましたのでコーキングで接着し、タッチアップで色彩を整えました。 こちらは同社のUVプロテクトクリアで中塗と上塗が完了しました。
※ 9月9日から昨日11日までの作業内容をまとめました。